ゲームの流れを読む力




2008年度 第86回
関西学生サッカーリーグ第7節
 
2008年5月6日(火・祝)


長居第二陸上競技場

関西大学 VS 桃山学院大学
 2   −    1
(0   −    0)
(2   −    1)



得点者(アシスト)
関西大学
62分 24 藤澤  典隆(13 前川 亮)
71分  3 宇佐美 宏和(18 佐藤 悠希)


桃山学院大学
82分 11 武田 充展(10 辻 和帆)

スタンドから見ていても分かる程、
ピッチ状態が悪く、ショートパスはことごとくボールが弾む。
個人技の高さがボールキープ力に直結する状況に。

序盤、関西大学は中盤を捨て、
徹底してロングボールを裏へ放り込むプランに出る。




3バックを組んでいた関西大学、
ディフェンスでボールをまわし
FW・SHが裏を狙いにいくも、
最終ラインでのボール回しさえままならないピッチ状態。

桃山学院大は粘り強く前線からプレスをかけ、
こぼれ玉を個人技でゴール前へ運び、決定機を作る。
これが序盤で決まれば試合の流れも分からなかったが、
これを物に出来ず、序盤は膠着状態に。








関西大学のCBが前半25分過ぎに欠場し
4バックに変更し、全体がコンパクトになった
ところから流れが関西大学へ。




桃山学院大学のプレスが弱まるや否や、
交代で入ったボランチが長短のパスを使い分け
サイド攻撃の機会を増産する。




関西大学の両SBはダイナミックなサイドチェンジから
桃山学院大ディフェンス陣に大きく揺さぶりをかけ、
徐々にシュートの機会を増やしていく。




対する桃山学院大はサイドの個人技を起点に
中盤の空いたスペースから、関西大学ゴールを
脅かすも、関西大学DF陣の粘り強い守備に次第に沈黙。




関西大学の2得点はいずれもサイド攻撃から、
後半開始5分、20分と効率よく得点を重ねる。

桃山学院大もサイドからの攻めで後半30分過ぎに
1点を返すも、関西大学DF陣が最後まで集中を切らすことなく、
最後まで守り抜き試合終了。




関西大学はゲームプランを的確に変更し
タイミングの良い得点からゲームの流れをつかみ、
紙一重の戦いをモノにした


chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。