怒る女(母)
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もぐら
2007年04月03日 08:28 visibility35
雨模様の朝私がいつもより早めに電車に乗るとその3人連れはすでに車両乗っていた
ひとつ駅を過ぎたあたりで女は話をある所からの電話連絡が無い事に振った。
新高校1年生らしい兄が、実は電話連絡をとうの昔に受けていた、女が待っていたのは学生服の販売店からの電話だった。
電車内に響き渡る声で罵倒されはじめる兄弟
女の追求は執拗に続いた、
自分の事でしょう〜
呆れた〜
何で言ってくれないの〜
明日は母さん仕事何だよ〜
もしも合わなかったらどうするの〜
4月6日には着るんだよ〜‥‥
ちょっと待て自分の子供とはいえ高校生となればいっぱしの男だ、その男を衆人監視のなか罵倒してどうする、制服のサイズ合わせに女がついて行く必要など無いよなぁ、だって制服を着るのは他ならない息子なのだから。
明日彼に独りで店に行かせれば済む話じゃないか
それほど息子を信用できんのか?
信用出来ない育て方をしたのは罵倒を続ける女本人ではないか?
大体、朝から罵倒される兄弟とは縁もゆかりも無い私達が不愉快だ
やがて乗り換え駅に到着した私は彼等3人を残して電車を降りた
女は一体いつまで男を罵倒し続けるのだろうか、残されたオーディエンスはいつまで不快な寸劇を見せられ続けるのだろう。
ここである場面が目に浮かんだ。
私とあまり変わらない年齢の男があの女に罵倒される、舞台は深夜のある室内、オーディエンスはあの兄弟だ。男は彼等の父親だ。
あの女は自分の主張を全て正しいと信じて、罵声を浴びせ続ける。
そしてこの世から3人の男が自信を喪失しつまらない男になりさがる
そうかぁ、これほどあの女の言動が不快に思ったのは私自身が罵倒されている錯覚に陥ったからだ
何にせよ、子供に限らず文句を言うのはできれば公衆の面前では無い方がいいね。
聞いているこっちがツラくなっちゃった
サッカーの指導者も学校の教師も気をつけ無いといけませんね。もちろん親もね
- 事務局に通報しました。
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