嫌だね!
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もぐら
2008年05月22日 08:19 visibility41
それはおととしの秋の夜だった
前半途中にたどり着いた時には
すでにスタジアムは沸騰していた
ホームチームは45分も過ぎていないのにもう勝った気になっているようだ
ハーフタイムにサカフレさんと出会った時
彼女は【無理っぽい感じ】と言って悲しい顔をしていた
彼女の責任では無いのに、遠くまでせっかく来て貰ったのにと、ふがい無い姿を嘆いた
まだファンとも言えない自分の口からはなぜか
『大丈夫、きっと追いつき勝つ!』
そんな台詞が出るほどの確信なんて何も無かった
しかして、フロンターレウオッチャーとしては一日の長のあるサカフレさんの言葉ではなくポッと出の自分がいった『必ず!』の言葉通りに試合は動き始める
前半終了時の落ち込んだ雰囲気などアウェー側スタンドにはもうみじんも無かった、まさにイケイケだ!
そして
その瞬間が訪れる
等々力のGゾーンがそのまま越してきたような熱気に包まれたスタンドは言葉を失った
そのプレイに関わっていた二人はもう黄色いジャージは着ていない
川崎サポーターの声が届かないピッチの先にかすみそうなゴールネットが揺れた
たぶん、川崎のサイドバックもあの時を
泣きながら抱き抱えられるように後にしたあの夜の出来事を
決して忘れはしないだろう
あの日と舞台は違うけど、同じナビスコカップ
昨年同様、国立をフロンターレブルーに染める為に
ナビスコカップは川崎がGetさせてもらいます
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- 事務局に通報しました。
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