アルゼンチンの敗戦は
-
viva
2010年07月04日 08:17 visibility143
アルゼンチンが敗退した。試合を見ている限りゴールが決まりそうもない不思議な空間と時空を感じていた。どれだけ攻めようとも見えない壁が張り巡らされていたようだ。ドイツがこれで圧倒的に強いと言う印象はカウンターのロングパスの攻撃は華麗なサッカーからは程遠いので私としては感じられないものだった。
スタイルの違いがはっきりした試合内容では好みのスタイルによって好き嫌いは違ってしまうのだが、どちらにしても神の子の運と紙一重のプレーの激突は点数以上に見ごたえがあった。
日韓の時の初戦と対戦相手、スコアが全く同じというのは気になっていたのだが..
「神の子」は良い意味でも悪い意味でも期待を裏切らないという気がした。マラドーナが出場した4回のワールドカップのうち、2回がファイナル、1回が報復行為一発レッド、1回がドーピング追放というのも本当に白か黒かしかない生き様である。94年のドーピングはナイジェリア戦の後だったし、ギリシャ戦でのカメラ前の雄たけびがその伏線となったとしたら、これも因縁深い話である。アルゼンチンという国は選手は天才型が多いが、監督は理論型が多いというイメージがあっただけに、マラドーナの監督就任はさすがに驚いたが、選手時代からこの人は規格外であった訳だから、火事場の馬鹿力を発揮するには神の手も借りなくてはならなかったということなのだろう。パレルモの復帰などもそれなりの理由があったことが分かるが、国内組で戦うテストマッチは多くの選手に代表ユニフォームを着させるという意味合いが強かったらしい。神と呼ばれた男だけあって、頼まれごとにはノーと言わないらしく、そうしたことから元嫁に出身地のスラムには立ち寄ることを禁止されているらしい。今回も勝つにせよ負けるにせよ何がしかの「お騒がせ」があると思うが、娘も幸運の女神ではなかったようだ
結論ではマラドーナのスーツ姿(娘の要望)での優勝は可笑しくもありないだろうと言う事だった。決勝での負けでなかった事が唯一の救いだろう。
パラグアイ惜しかった勝てた試合だった。
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件