アキレス腱断裂:リハビリ(たぶん、その1)

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アキレス腱断裂して病院で診察受けた日からギプスシーネ、及び、ギプスで固定していたのは、約50日間に及びました。これが長いのか短いのかは良く分からないですけど、ギプスが濡れることを気にせずにお風呂に入れる幸せたるや、格別でした。



知り合いのスポーツトレーナーの方にリハビリを診て頂くのですが、まずは「むくみ」を取ることから始まりました。



膝から下をギプス固定してたのですが、その脚はむくみでパンパンに腫れています。スネの辺りを指で押すと、指の形に深さ5mmくらい凹んでしばらく戻らないくらいに。このむくみを取って、血流を良くして、栄養を患部に流さないと治らないのです。



で、むくみを取るためにマッサージを受けたのですが、そのトレーナーの方の施術方針で「とにかく痛い!」。「痛キモチイ」ていうのが的を得てます。痛いんだけど、マッサージが終わると血が流れるのがハッキリ分かるくらいに効果があって、ガチガチに固まっていた足首が動くようになるのです。



初回の施術の時には、むくみを取るために膝から下を強く圧迫するために、キネシオテープでギチギチに固めてくれました。3~4日程度でむくみは減ってテープも緩むから、それまでは貼っておくということでした。



テープを剥がした後も常に膝下を圧迫させるために、着圧ソックスやDoronなどのストッキングを履いています。これは今でも続けています。



私の場合は、ギプスの後にいわゆる「装具」というのは使ってなくて、病院でも「ストレッチで徐々に可動範囲を拡げましょう」という方針でした。トレーナーの方の方針も同じく「ストレッチで伸ばす」のですが、明確な目標を出してくれるので、やりがいがありました。



最初は足の裏を全面床に付けた状態で、体重移動してアキレス腱からふくらはぎを伸ばす。「10秒伸ばしてちょっと休んでを5回くらい」この1セットを1時間に1回やるのです。



1回に何セットもやるのではなく、こまめに何度も伸ばすことで、どんどん伸びていく。1回にたくさんやっても、半日とか何もしないでいると、元に戻ってしまう。



その姿勢で伸ばした時に、患部の伸びを感じなくなったら、というか、もっと行けそうなカンジになったら、拇指球の辺りを1cm高くして足首の曲げ角度を増やしてく。1cmがイケそうになったら2cm、3cmというように、どんどん曲げ角度を増やしていくというリハビリです。



その目標が、2~3週間で8cm!



私の仕事は基本的にデスクワークでパソコン作業ですが、仕事中におもむろに立ち上がり、段差があるところへ行って2分間くらいストレッチする。1時間ごとに。



これが、オモシロイように伸びていくのです。可動域が拡がっていく。トレーナーのところへは、概ね週に1回通って、むくみ取りのマッサージと状態のチェックをしてもらいます。



病院には2週間おきくらいに行くのですが、先週の時点で「もう通院しなくても良いくらいに回復してますね」と言われました!



ところで、むくみはふくらはぎの筋肉が復活しないといつまでも続くそうです。ふくらはぎの筋肉が血液を送るポンプの役割をしていて、今はその筋肉が落ちているから、むくみ、いわゆるリンパが溜まってしまう。「脚は第二の心臓」と言われますが、まさしくその通りです。



ギプスを外してから3週間後。目標の「8cm」をクリアできて、いよいよ荷重を掛け始めます。



「手を椅子などに付いて、両足でカカト挙げ。5秒ホールド、5秒休む、これを5回で×3セット」を、朝昼晩の1日3回です。



イケるようになったら、徐々にケガした左足への荷重を増やしていって、最終的には手も付かずに左足だけでカカト挙げが目標です。



今はここまで。秋口にはピッチに立てるといいなぁ。














































































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