さびしい完勝。でも、人のことよりまず結果。

解説者のノボリさん、冴えまくってますね。

さて、ここ2年負けていないダービー。連勝中とはいえ

お世辞にもいいサッカーをしているともいえない磐田相手に

申し訳ないけど、負ける気はしませんでした。

唯一残念だったのは、半分にも満たなかったお客さんかな。

試合前から「ダービー」という意識を前面に出していたエスパルスの

選手たちに比べて、磐田の選手たちはダービーではなく

34試合の1つ的なコメントに終始。磐田サイドの横断幕では

まあ、しょうもないこと書いたり、掲示禁止エリアにまで貼ってみたり。

ルールを守れない一部のサポーターだけが、熱くなってくれていた

ということなんでしょう。

リーグでの順位はともかくとして、最近の磐田のサッカーの

クオリティの低さが気になります。数年前のエスパルスのように

世代交代をする必要性が出ている中で、結果も求めてみようという

欲張りのせいなのか「敵ながら天晴れ」みたいな感じが

全くしません。もちろん磐田は負けたくない相手だけれど

ヘロヘロの磐田に勝ったところで、うれしさ半減。いつかのように

無敗の磐田に土をつける、とか

悔しいけど、うまい、強い

みたいなダービーを、また見てみたいものです。

なーんて余裕をぶっかましていられるほど、今のエスパルスが

強いわけでもありません。再開後の4試合で3勝1敗という結果は

素晴らしいけど、きちんと勝ち点を拾えていたら、首位にいたって

おかしくない成績だったはずなんです。チャレンジ5はあと3つ。

順位的には下位ですが、どこもやりにくい相手ばかり。アウェイで

当たる相手も、そういう感じです。これまでは、リーグ戦の

中断っていうと、ゆっくり休めることがほとんどでしたが

まずU-21代表に3人。明日発表されるA代表にも誰かが選ばれれば

中断＝休憩というわけにもいかなくなるでしょう。

8月はOFFが3日。完全非公開が8日。トップは練習試合に試合前日

基本的に非公開です。チームがいい方向に動き出している今こそ

この勢いを止めないように、1つ1つの試合を大切に

相手がどこであっても全力で、5位以内といわずに１つでも上の順位を

目指して、走り続けて欲しいものです。