
それは・・・
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トミ(*´д`* )
2009年11月11日 10:52 visibility46
静寂の中訪れた悲劇の始まりだった
誰しもが予想し得ない展開
──あの日のことは覚えている
先日私が実家に帰ったときの出来事
久々の家族での食事であった
時と言うのは無情のようで、会話もなく閑散とした雰囲気の中
私が芋の煮っ転がしに箸をつけた刹那、それは始まった
食卓を4人で囲む
私を基準に右に母上
左に兄上
正面に父上
我がトミ家では4年に一度集まるか、集まらないかの珍しい面子
ここで少し離れたテーブルに祖母が座っているご様子
あえて言わせていただこう
一家団欒であると
話は戻り
その惨劇の犠牲者は私からであった
ある異臭に気づいた私は皆に、こう尋ねた
私『なにやら異臭がするでござらんか?』
皆、一時の沈黙を経て兄上が口を開いた
兄上『それがしも感じられたでござ候』
父上『その方たちは、この団欒に乗じてすかしをした狼藉者がおると申すか?』
私・兄『御意にございます』
父上『ふうむ・・・・一連の申し事から察するに犯人は・・・
母上でござるな?』
だれもが、トミ家の大岡越前の守の見事な裁きにより
解決の方向へ向かうと思われた
──しかし
ずっと沈黙を保っていた母上が予期せぬ一言を発した
母上『はたしてどうかな?』
予想し得ないこの回答
はたしてどうかな?・・・・だと?
もう一度整理しよう
第一発見者&犠牲者は私だ
次に兄上が訴状を、言うなれば第二の犠牲者だ
そして、その状況を明推理した父上
消去法で考えるのであれば、母上が限りなく黒にちかい
いや黒だ
希望も込めて黒だ
日ごろの恨みもこめて黒だ
尋常ではない刺激臭からしても黒だ
・・・母上はニヤリとし、皆に問いかけた
母上『仮に貴様(私)が、第一犠牲者としよう・・第二犠牲者がお前(兄)というのが合点が
いかんなぁ・・・それぞれの位置と距離を考えてみろ』
私はハッとした
たしかに母上が犯人とするならば、母上の両サイドの人間に被害が及ぶはず、つまり私と父上だ
父上はなにも感じていない様子から察すると・・・いやまてよ?父上が鼻づまりだとしたら?
いや、そもそも兄上がライアー・ライアーだったら?
様々な情報が交錯する中
──私はある重大な答えに気づいた・・・・
──そう
この話事態どうでもいいことに・・・
あ〜くだらない。
実話なんですけど、こんなくだらない事で3時間楽しい我が家です。
- 事務局に通報しました。
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