デッド・ヒート!!

今日も一日が始まろうとしていた――

 

僕の心臓の鼓動はヒートアップし

 

 

高鳴る武者震いと共に激しい眩暈

 

時に肌を寒風が突き抜ける如くに僕を厳しく包み込んだ

 

 

そうだ‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は重症な夏風邪だ

 

どうもこんな時間からこんにちわ、僕だYO−HO−!!!(^○^)

 

 

 

 

てなわけで、ここんとこぐったりしてたわけですがね。

 

まぁなんですか、朝の事なんですがいつも通勤に使うバスがあるわけですよ

 

そこでいつも熱い戦いが僕一人で繰り広げられているんです。

 

僕『今日こそはバスの止まりますボタン押してやるぜぇぇぇぇ』

 

ちなみにいままでの戦績は0勝496敗25引き分けくらい?

 

意外にライバル多いんですよこれが。

 

とくに世界3大ライバル(勝手にきめてます)として

 

技あり高校生ケンヂ、怒れる主婦ヒトーミ・ソガそして‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クイズ王西村 。

※(筆者の妄想の仮名になっておりますご注意を)

 

 

とくに3番目の西村!!やつぁぁぁぁつぇぇぇぇえうえにはえぇぇぇぇぇぇll!!!!!

 

恐るべき動体視力と普段鍛えられた早押し(※2)の技術により卓越したサラリーマン戦士なのだ!

※2(妄想です)

 

このライバルを出し抜くための秘策が夜な夜な僕の家で話し合われた。

 

一人だけどね‥

 

いよいよ今日という日が始まり、目的の戦いへ場所へ (停留所へGO)

 

停留所に着くと‥

 

僕『 ちぃぃぃ!!!ガッテム!もうヒトミが並んでいやがるぜっぇぇ』

説明しよう、バスの中でのポジショニング争奪はフットサルよりハードなのだ!(嘘)

 

すると後から ケンヂィが数人の友達と歩いてきた

 

ケンヂィは最後尾の僕の前に入ってくる。

説明しよう!ここでケンヂィの使用した必殺技は『ワリコーミ』という極めて悪質な技だぜ!

 

無論それを横目に黙っている僕ではない!

 

僕『おい!!そこの高校生!!』

 

ケンズィ『あん?なんだよ?』

 

僕『今日暑いですね(^_^)えへへ』

 

ケンズィ『はぁ?きもっ』

 

まぁいいのだ、闘いはバスの中であるからそこはゆずってやっていいのだ。

 

とにも かくにもこうして火蓋はきって落とされた。

 

バスの中、出口に近い位置をキープした

 

絶好の位置だ。ボタンは柱についている。しかっり手を近くに置き いつでも臨戦できる。

 

問題は他のライバルの状況だ

 

ソガはなにやら携帯に話し込んでいる、なにやら今日もお怒りだ。旦那のジェンキンとなにかあったのか?

 

一方ケンズィは友人とだべっている。

 

チャンスだ、二人ともまったくもって油断している。

 

今日こそはいける!目的の停留所があとふたつとせまった。

 

‥ゴクリ

 

唾をのみこんだ

 

あとひとつ

 

ここの停留所をぬけた瞬間が勝負だ! 次のアナウンスが流れるまえに決める!

 

緊張で手が震える

 

ボタンを手で覆い――

 

その刹那だった―

 

僕は昨日の考えた秘策を使ったのだ!!

 

ピンポーン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が降りる手前の停留所なら間違いなく勝てる!!!という秘策。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しまったぁぁぁぁ!!!勝つには勝ったが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の停留所まで徒歩20分かかったよ\(^〇^)/

 

 

何だか敗北感と屈辱感で一杯なわけですが‥

 

 

 

 

えっ西村ですか?

 

 

 

彼は本日休みのようです。

 

 

 

さてさて、まだ僕の症状がよくないみたいなんでこのへんで‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルス!(^^)/

 

 

 

 

 

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