ガイナーレ鳥取　VS　アルテ高崎

鳥取まで遠征。初のJFL観戦。写真を載せたかったのですが、１MB以下で無いと載せられないため悪しからず。　スタジアムにキックオフ１時間30分前に到着し、気合を入れていると日本海TVにインタビューされるという波乱の幕開け。あのインタビューは果たして放送されたのか！？今となっては知る由も無い。

さてこの試合、鳥取は勝てばJ２昇格の条件となる４位以内を確保できる重要な一戦。

メンバーは以下

GK　48小針

DF　2尾崎　32喜多　23水本　3加藤

MF　7小井出（→17鶴見）　6服部　10実信（→30岡野）　13美尾　14吉野

FW　11阿部（→19住田）

強い風の吹く中キックオフ。序盤は高崎が追い風を生かしロングボールを蹴りこみチャンスを作る。これには磐田などで経験をつんだベテランDF喜多が冷静な対応。一方鳥取もワントップ気味の阿部に当てようとするが向かい風のためなかなかボールが繋がらない。しかしそこは地力で上回る鳥取。服部、吉野、加藤のパスワークと美尾の個人技に阿部も絡み左サイドを何度も崩す。

この試合もっとも目立ったのは美尾だった。緩急をつけたドリブル、左足のプレスキックのレベルはさすが。Jでレギュラーを張っていた実力は半端ではない。しかし、MF服部は時折早い寄せを見せたが、相手選手に簡単にターンされたり、カウンター攻撃を遅らせられなかったり、本来のパフォーマンスを疲労できず。

試合はCKのこぼれ球を吉野が決め、結局これが決勝点となり鳥取が勝利。

J２昇格の条件となる４位以内を確保した。試合後は、ゴール裏のサポーターと一緒に、ゲゲゲの鬼太郎の替え歌を熱唱。

さすが鳥取。

今回、JFLは初観戦だったのです両チーム、ある意味プロよりもサッカーに対する熱い思いを持っていて気持ちを前面に押し出した好ゲームだった。これで鳥取はJ昇格が確実だが、地方からサッカーを盛り上げる気勢を日本中に示して欲しい！

来期は福岡との対戦もある（福岡がJ１にあがらなければ）かもしれない。

人口最小の鳥取県からの挑戦にこれからも目が離せない。

この試合のMVPは左サイドで常に攻撃の起点となり相手に脅威を与え続けた、MF13美尾敦で！！