バッティング持論
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山田9太郎
2011年06月06日 11:43 visibility309
自分への確認の意味をこめてまとめておきます。
バッティングは心理戦。こと草野球の世界では7割〜8割がメンタルだと思っています。心に余裕がないといい結果はあまり望めません。逆に、根拠のない自信でもあれば運さえも味方につけることができます。ただし、全くの初心者が好投手から気持ちだけでヒットを打てるほど甘くはないですし、最低限の技術や経験はもった上でのお話だという断りを入れておきます。
面白い話があります。彼は学生時代野球部に所属していましたがレギュラーではありませんでした。卒業後しばらくは野球からは離れ、野球ゲームばかりするようになりました。オリジナルキャラを育成して選手として登録できるシステムがあり、彼自身のキャラも育成しました。しかも自分にはかなり優秀な補正を入れて。しばらくやり込んでいくうちに、ミートA、パワーBなどの数値が自身のイメージと脳内同化してしまい、思い込みから夢が広がって、ついに彼は自分で草野球チームを作るまでに至りました。彼にとって幸運だったのは、周りに支える仲間がいたこと。限りなくプレイしやすい環境でメンタルの状態が最高だった事が挙げられます。結果、ゲームの数値に恥じない成績を残し、大会優勝の原動力にもなりました。サンプルは何を隠そうこの私であります(ドヤ顔)
しかしながら各選手の事情もありチームは数年活動したのち解散。野球を辞められない私は別のチームに1人入団させていただく事になりました。しかし、人見知りの激しい私は、草野球人生で初めてといっていい挫折を味わいます。前年の小指骨折の影響も克服できず、打率1割台。守備でそれなりに貢献できたかと思いますが、納得はいってませんでした。次年度も同様の成績。2年目となると小指故障の言い訳も通用しません。これまでの自信が一気に崩壊しました。
転機が訪れたのは(正確には覚えてませんが)4年目あたりでしょうか。昔のチームメイト(後輩)が同じチームに入団する事になり、気分的にかなり楽になりました。自分をよく知ってる人間がチームにいるのは大きい。長打力もある強肩捕手をチームに引き入れたことで、ひと仕事した気分になったのでしょうね。同時に後輩には負けられないと必死さも増しました。おかげでこのチームに合流後はじめて三割を達成。ようやくチームに恩返しができました。さらに翌年はリーグ本塁打王。その翌年には首位打者と打点王をいただきました。(ドヤ顔)
でも、今では一度挫折を味わってて良かったと思いますね。順調な時にでも謙虚になれました。そして今また別のチームで挫折を味わい中です。これほどヒットが打てないと正直心が折れそうになりますが、最後の一歩で自分を信じることで踏みとどまることができています。あとは結果がついてきてくれれば心から野球を楽しめるのですが。新人さんや助っ人でいきなり結果を残す人は素晴しいです。環境に左右されない高い技術と強いハートを持ってる…文字通り「もってる」選手なのだと思いました。羨ましい。
もうひとつ、思い込むことで効果があると思うのが、YouTubeなどの動画で参考にしている選手のバッティングフォームをイメージとして刷り込むことです(ピッチングも然り)。特に今のバッティングに迷いがあったり、これからフォームを固めて行く選手には有効だと思います。それぞれに合った選手を選択しないとドツボにハマってしまう可能性もあります。プロにしかできないテクニックも存在するでしょうから。主観ですが、オススメは右打者だと内川選手、坂本選手、左打者だと前田選手、稲葉選手、足のある選手ならイチロー選手や川崎選手は良いお手本になるサンプルです。逆に小笠原選手、和田一選手、T-岡田選手、青木選手はかなり特殊な部類だと思います。
加えて補足するならば、物事のみたままの形を形態模写するのはイラストレーターという職業柄、得意な方だと思っています(思い込んでいます)。超人でいえばステカセキングといったところでしょうか[◎皿◎](笑)いろんな選手に変身できますが、結局のところ、筋力や脚力が思うように動かなければ絵に描いた餅ですね。素振りや筋トレ、整体などで体のケアを地道に続けながら、チームに貢献していこうと思ってます。
冒頭でバッティングは心理戦と申しましたが、最強なのは「無心」になれる打者です。かつての長嶋茂雄や新庄剛志のように野生の勘で説明のつかないバッティング。つまりここでいう心理戦というのは、相手の配球を読んだりすることを意味するわけではなくメンタルで優位に立てること。敵は自分の中にあるということですね。
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- 事務局に通報しました。
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