目指すはウェイクフィールド
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山田9太郎
2011年08月27日 14:49 visibility229
35歳、世代で言うと…
上原浩治、高橋由伸、松井稼頭央、川上憲伸、井端弘和、…
ああ、アレックス・ロドリゲスもやね。
一応、高校野球経験者で草野球歴も10余年になりますが、
ほとんどと言っていいぐらい投手の経験はありません。
若かりしころは高校時代のわずかな財産で(体力的な)
投げる事もありましたが、あまり良い思い出はありません。
ピッチャーというものは選ばれた存在であり、
僕にはその能力はない(向いてない)と思ってましたし、
これでいいと思ってました。
しかし、最近になって考え方が少し変わりました。
30代のオヤジがピッチャーを始めようと思い立ちました。
チームの代表やら監督やら主将やらを任されるような年齢になり、
少し前までは「ピッチャーはいてくれるもの」あるいは
「ピッチャーは連れてくるもの」という認識になっていました。
肩肘は消耗品というのは知っておりますし、
投げてくれる投手に対して感謝と敬意はもちろんあります。
でも「投げて頂く」という気持ちがありながら、
その投手たちがいない場合を全く想定してなかった。
(これにはキャッチャーも同じような事が言えるでしょう)
『チームの代表である以上ピッチャーで試合を作るスキルは持っておきたい』
もちろんこれには賛否あるでしょうが、
僕の信条としてはこれは持っておきたいと考えたのです。
きっかけは、周りでピッチャーの故障者が多く出た事。
故障に関しては自分もつらい期間を送りましたので、
同じ目に遭わせないよう最大限の注意を促してきましたが、
現実的に目の前で重なるとそれはかなりのショックでした。
中には、まだ若いのに引退宣言した選手もいました。
もう腹をくくりましたね。
マウンド初心者の自分がどれだけ手助けできるかわからないけど。
出番があるのかどうかわからないけど、準備だけはしておきます。
ちょっと必死になってみます!
んで、肩が強いわけでもないし、自慢の変化球があるわけでもない。
まったく0からのスタート。失うものはないですね。
お腹の脂肪はどんどん失っていって欲しいですが(笑)
そしたらある変化球に出会いました。
そう、ナックルです。
MLBには変化球の90%をナックルだという、
ウェイクフィールドという投手がいます。
ストレートは130キロ台なのに打者をキリキリ舞いにさせる。
今から目指すなら一芸を秀でさせるしかないと思い、
ナックルを武器にコントロールを磨いていこうと思います。
今まだキャッチボールの段階ですが、
無回転ボールでのランダム変化が起こった時は気持ちがいい。
コントロールもぼちぼちついてきました。
たまにとんでもない方向に行くので、
試合デビューは来年か、再来年か。。。
ナックルは難易度の高い変化球です。
なのでほとんどの選手が遊びで投げることはあっても、
本職のピッチャーですら修得しようとは思わないそうです。
ですが、僕は投手として失うものは何もないのでチャレンジです。
ヒジが弱いのでストレートとナックルのみでしばらく頑張ります。
ナックルのコントロールはアバウトでいいのですが、
四球、四球、四球…だと味方にも相手にも悪いし、
「ノーコンのくせにナックルで遊んでんじゃねーよ」
と思われるのは絶対に嫌なので、
ストライク先行できるようになればデビューも近づくのかな。
あと、走ってくるチームは相性悪そうかな。
ブンブン振り回してくるチームが合いそう。
チームにはしっかり止めてくれるキャッチャーも居るし、
風の強い日、バックネットまでの距離が短い球場、
こんな条件でやってみたかとです。
実はコントロールはあまり得意ではないけど、
バスケやってたりダーツも得意なので、
なんとなく山なりのナックルの方がコントロールしやすいかも。
でも、なんか今日ヒジ痛いわ。
- 事務局に通報しました。
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