【虎】大味なゲーム、まるで…


WBCの決勝を再現しているかのようだった。

スコアを見るとそれとは全然別の展開なのだが、

ラストは金本とイチローがダブって見えた。

やはり『もってる』選手は違うなぁ。

 

違う、といえば…

ヒットやタイムリーを打つ選手は顔つきが違う。

そう感じたのは、9回の三番鳥谷の打席だった。

絶体絶命の9回2死、一発逆転サヨナラの場面。

四番の金本につなぐのが鳥谷に課せられた役割だったが、

ちょっと弱気に四球でつなげるなどではなく、

自分が打ってつなぐ、あわよくば決めてやる。

そんな気持ち・姿勢がかいま見られた場面だった。

 

ここまで打率2割6分台と、

オープン戦時の好調さからみるとやや物足りなさはあるが、

今年の鳥谷はちょいと期待できそうな予感。

 

予感というなら、久保と岡崎のバッテリー。

課題はそれぞれ残したけど、期待の持てる内容だった。

そんな予感がしました。

特に久保はローテの救世主となり得る存在だろう。

 

それからメンチが開幕から続いた長いトンネルを脱出!

しかも猛打賞と打点のおまけつき。

彼が打つとベンチやスタンドが盛り上がるんだね。

そのための布石だとしたら、

開幕3試合のトンネルは案外安いものだと思った。

 

最後に、金本。

アニキがいないとタイガースは沈んでしまう。

それだけの信頼度と獅子奮迅の活躍っぷり。

監督・コーチは、本当に頭が下がる思いだろう。

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