初めて衝撃を受けた選手

3年前の
2010年7月19日は
佐藤大基さんの命日。


2010年の7月20日に
高校のサッカー部の同級生から
1通のメールがきたんです。

今でも忘れる事はないです。
メールを見た瞬間は何の嘘かと思いました。

すぐ大基さんに電話しました。
でも電話には応答がなく、
まさかと思いました…

その連絡がいろんな所から自分に入ってきて、
本当なのかと思いだしました。

葬儀の日の連絡が入って、
実際に僕は行けなかったので
本当に実感がわかなかった！

その年のシーズンオフに
大基さんの家におじゃまして
お線香をあげさせてもらいました。

その時の状況を大基さんの父親に聞かせていただき、
その日の夜にやっと実感が湧いてきて、
1人で泣いたのを覚えています。


大基さんとの出会いは中学でした。
ウイングスss習志野というクラブチームで一緒になり、
初めて衝撃を受けました。

うまいのはもちろん、
見ていて面白いし、一緒にやってみたいと思いました。

その後市立船橋高校に入学し、
僕が高校2年の時に一緒にプレイさせていただきました。

味方の僕も予想できないプレイをしていて、

よく大基さんに怒られてました。
プロ以外の選手で初めて憧れを抱いた選手。


大基さんは
本当愉快で自由人で
サッカーのとき以外真剣な表情を見たことなかったな！

「あぁ！めんどくせぇ」とか
「サッカーやめよ」とか
よく適当な発言をしてました！笑

でも人一倍グランドに立つとストイックで
サッカー好きなんだなと感じることが多かったです。

高校卒業後
ザスパ草津（現 ザスパクサツ群馬）に入団し、
本人も思うような結果が出なかったと思います。

僕もその翌年にプロの世界に入り、
その年のOB会で久しぶりに会いました！

その後飲みに行こうと約束してから会えていなかったんです。

ザスパクサツ群馬からオファーを頂いたときに
少し特別な思いがあったんです。



人のサッカーを見て面白いと思った初めての選手。
僕が自分のプレイを見て、
何かを感じて欲しいと思い出したのは僕が大基さんを見て感じてからなんです。

僕にとって
大基さんとの出会いは財産です。


僕が初めて大基さんを見たときに感じたものを
今自分が見ている人に感じてもらえてるとは思っていません。

サッカーが楽しい
もっとサッカーがうまくなりたい
と感じさせてくれた大基さんに近づけるようにもっと努力します！


大基さんありがとう。