もうひとつの10月19日。。。川崎球場の激闘!




 2010年度、パリーグのCSは、ロッテの優勝で

幕を閉じた。。。3位通過での優勝や、CSの意義

が物議をかもし出してきてるが、その意義を

皆さんに説いてみたい。。。


あの川崎球場の伝説の試合で。。。






















 22年前の10月19日、場所は

川崎球場。近鉄とロッテの

Wヘッダーが行われた。。。


 この2試合は、近鉄の連勝で

優勝が決まるという、リーグ戦の

本当のクライマックスであった。


首位の西武は、前日程を終了

しており、4連覇目前。。。。。


いつもは閑古鳥が鳴く、川崎

球場に異例のファンが押し寄せ

る熱気ぶり。。。試合前には、

『 阪急ブレーブスの身売り 』の

ニュースも後押しする形で、この

試合は益々ヒートアップ。



そして、パリーグにとって、

長い、長い一日が始まった。。。
















































 第一試合は、ロッテが先制する

展開。7回まで3対1、規定で

延長のない試合で、近鉄は

追い込まれていく。。。

しかし、8回表に村上選手の

2塁打で振り出しに戻す。


しかし、引き分けでは優勝が

なくなる1戦、ストッパー吉井が

表を抑え、いよいよ9回裏へ。。。


一死から淡口選手が2塁打を

放ち、代走に佐藤選手。。。

ロッテは、切り札の牛島投手を

投入、鈴木選手にヒットを打たれ

るが、佐藤選手の走塁凡ミスで、

ツーアウトになってしまう。。。


まさに絶体絶命。。。


しかし、野球の神様は、

このリーグ戦を

終わらせない。。。代打、梨田

(現、日ハム監督)選手が執念の

ヒットを放ち、土壇場で勝ち越し、

その裏、2死満塁と阿波野投手

は、調子が悪いながらも、最期の

打者を三振に切り取り、

ゲームセット。


最終戦に望みを繋いだ。。。



































































 
 そして、いよいよ最終戦。。。

130試合目の決戦だった。


この試合も、ロッテが意地を

見せる。近鉄も一歩も退かない

一進一退の攻防の中、

ブライアントの本塁打で

逆転に成功。

奇跡の逆転優勝へ

近づいたのだった。

ブライアントは6月の移籍後、

74試合で34本塁打と驚異的な

力を発揮していた。

しかし、胴上げ投手として期待

してあがった阿波野投手に

悲劇が訪れる。。。連投の疲労が

ピークに達しており、高沢選手

に起死回生の本塁打を打たれ、

同点に追い付かれてしまう。。。


試合はその後、抗議事件等も

あり、4時間を過ぎ、延長10回

時間切れ引き分けに終わる。。。


10.19の出来事は、

プロ野球ファンに強く

刻まれた瞬間だった。。。






























































しかし物語はそれで終わらない、

翌年またもWヘッダーで、

西武と近鉄の死闘。。。


今度は、ブライアントの

1日4発で、近鉄が見事

リベンジを果たしたのだった。



あれから22年、その相手チーム

だったロッテが、逆転で

パ・リーグのCSを制した。


しかし、リーグ戦の意義、

価値観、尊厳の物議が巷で、

広がっている。。。


 個人的には、リーグ戦優勝

チームによる日本シリーズが、

やはり、この日本には合って

いると思う反面、CSの興行制、

真剣勝負のプロの一戦、

消火試合の激減と利点もみれる

現実。。。


 CS・リーグ戦のあり方を、

見直す時期にきてるかも

しれない。。。


皆さんはどのように、

感じてますか!?





日付は、10月20日に変わりましたが。。。(爆)



30 

オオチロ








































































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