一つの夢の終わり

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    2008年05月08日 00:08 visibility33


一人の男の挑戦が終りました…

財政難でF1に別れ 自動車のスーパーアグリ

自動車レース、F1シリーズのスーパーアグリ・ホンダが6日、東京都港区で、財政的にチーム運営が不可能になったとして、同シリーズからの撤退を発表した。

鈴木亜久里代表(47)は記者会見で「安定的な活動継続のめどが立たないため撤退する。資金集めがうまくいかなかった」と述べた。同チームの佐藤琢磨(31)もレースを離れるため、本格参戦する日本人ドライバーは、現時点でウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴(23)のみとなる。

スーパーアグリ・ホンダは2006年から参戦。年間予算が500億円以上のチームが多い中、当初から資金難に苦しんだ。さらに外国企業との資本提携の不調なども加わった。

鈴木代表と佐藤は、チーム発足前に3位になった実績を持つ。日本人でF1の表彰台に立ったのは2人だけ。その両者が世界最高峰の舞台からおりることになった。

記者会見場と同じ港区のホンダ本社前には、継続支援を求めるファンの姿も見られた。











[ 共同通信社 2008年5月6日 19:57 ]


年間500億以上の予算が必要なF1

その舞台にプライベートチームとして望んだ鈴木亜久里

並みの情熱と覚悟じゃ出来ない。


他チームとの戦力差は素人目で観ても明らか…

でもドライバー含め監督・スタッフは最後の最後まで戦った。

沢山の夢を見させてくれたチーム。

スーパーアグリ・ホンダ


どんなスポーツでも最後まで『諦めない気持ち』

どんなに力の差があっても『挑む気持ち』

プロもアマも関係無い。

そんな大切な事を再確認させてれたチーム。

解散は残念だけど…

今までありがとう。

































解散記者会見での鈴木代表の最後のコメント

―今、「F1をやって良かった」、「F1をやらなければ良かった」、どっちですか?




鈴木代表 
そりゃ、やって良かったですよ。だって、どう考えたって、人生の中で……。僕は30歳までにF1レーサーになりたいと思ったし、35歳で辞めるってことを決めたし、45歳でF1チームをやるって、本当に苦しい部分はあったと思うけど、そんなのは、全然関係ない。
自分が絶対にやるんだって思って決めたことができる人生を与えてくれた神様に感謝している。

だれが登ってくれと言った山じゃない。高いところへ登れば酸素は薄くなるし、天候も荒れる。苦しいのは分かっていて登っているのだから、それをやって良かった、悪かったなんて……ちょっと1回考えたことはあってヤバイなと思ったことはあったんですけど(笑)、いっぱいチャンスを神様からもらった人生なんてないと思う。本当に感謝しています。でも苦しかったよ(笑)。

(司会が会見の終了を告げるのを振り切り、最後に一言)あ、もう一つ! これからF1チームをやろうと思う人は、やらない方がいいよってコメントするかな。相談に来られたら。以上です。ありがとうございました。







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