たかが野球されど野球 2

  • yama23
    2006年07月13日 23:53 visibility53


今日も暑かった。ジメジメ、じとじと、空気が重い。そんな中、高校野球の県大会で熱中症で選手が病院に運ばれたようだ。症状は快方に向かっているという。よかった、よかった。じつは私にもこんな経験がある。小学校2年(だったと思う)のころ、野球少年(当時はそれしかなかった・・・と思う)の私は朝練に出た。何も食べず何も飲まずにだ。キャッチボール、バッティングと練習は進む、そしてノック。ファースト、セカンド・・・日差しがきつくなってきた。「暑い。。」ようやくライトの番だ、ノッカーに打たれたボールはポップ気味に上がった。前進前進、、、一塁後方のファールグランドまで一気に走り、グローブを差し出したまま記憶は途切れた。気がついたら目の前にはチームメイトが心配そうな顔で覗いている。上級生が家までおんぶで連れて行ってくれた。かなり恥ずかしい、家まで目をつぶっていた気がする。飯も食べず、練習に出て貧血を起こしたようだ。次の日はまた朝練に出た。それから10年(今から30年位前です。)神奈川の県大会予選の開会式,神奈川は高校が多かった、選手入場だけで40分か45分かかったと思う。私の隣は有名シード校。やっぱり強うそうだと思いながら初の開会式に参加した私は直立不動(今では考えられないが)でいた。長い行進が終わり、ようやく式が始まった。誰が話したかは覚えていないがおそらく高野連、教育委員会、朝日新聞社・・・だったと思う。話が始まってしばらくすると斜め前の選手がいきなり倒れた。おそらくこの選手も貧血だろう。シード校の厳しい練習をした人でも倒れるんだと不謹慎にもそう思った。それにしても開会式は長過ぎた。退場の行進の時、内野席で団旗を上げ続けていた応援団を横目で見ながら「こいつらにはかなわない」と思った。

ということでこれからも炎天下での試合、水分補給はしっかりしましょう。




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