グレクリ!! -木暮賢一郎クリニック-

先日、フットサル日本代表 木暮賢一郎選手のフットサルクリニックに行ってきました。

テーマはズバリPIVO!!
サッカーで言うところのFW、最前線で点をとるポジション向けの練習でした。
PIVOに特化した練習って新鮮で面白かったですよ。
さて、そんなわけで、グレクリの模様を振り返ってみたいと思います。

PIVOに求められるプレーとは、ボールキープ、パス(落とし)、そしてシュートです。
そのプレーを支えるのが、しっかりとしたテクニックと、的確な状況判断をする頭脳。

(1) ボールキープ
まずは2人1組でパス交換し、笛がなったらボールホルダーが20秒間ボールキープ。
うまく手を使ってブロックです。

(2) 1vs1シュート練習
次にゴールサークル前でパスをもらい、素早く反転シュート。
相手DFと距離があったら、足裏でボールを引いて近付きます。
シュートが枠に行かなかったら、その原因を考えて次に生かしましょう。


















(3) 2vs1シュート練習
お次は2対1。コート中ほどのサイドから、PIVOへパス。
出し手はPIVOの右か左に抜けます。
PIVOは味方にパス(写真1)か、味方がいない方に反転してシュート(写真2)。


写真1と2では出し手はPIVOの左を抜けていますが、PIVOの前を通って右に抜けても良いですよ。

(4) 2vs2シュート練習
今度は2対2。パサーにもDFが付きます。
パスがPIVOに出された後、DFはALA(パサー)のマークに付くか、PIVOを挟みに行きます。
マークの場合は、ALAはフェイクの動きでマークをはずします。
フェイクとは、ジグザグに走ったり、ストップ&ゴーでマークを振り切る動きのことです。
DFが挟みに行った場合は、ALAは素早くパスをもらえる位置に走ります。
PIVOには、ボールキープ力、パスとシュート、およびその判断力が求められるわけですね。









(5) 各種ゲーム
最後にゲーム。ゲームも3パターンやりました。

1つ目、5対5+フリーマン(写真3)。センターサークルはグレがいる不可進エリアで、グレはパスを出した方の味方になります。グレパスをもらったら、手だし無用の1on1が開始。シュートまで1人で持っていきますよ。グレにパスを出した後は、みんなPIVO状態になるので、面白かったですね。

2つ目、普通のゲーム。

3つ目、グレチームと対戦。グレのテクニックが冴えわたります。
また抜きやシャペウ(浮き玉でDFの頭上を抜くやつ)、ボールを晒して引き技で抜くなど、取れそうで取れない技を間近で見られて楽しかったです

さて、クリニック全般の感想について。
90分3,000円って高っけー、と思っておりましたが、とても楽しく、内容が濃いかったので、大満足でした。
クリニックは、ZAMSTとの協賛!?だったため、ZAMST製サポーターを着けてプレー。面白い試みですね。

クリニックの終わりに、グレからの締めのお言葉があったのですが、声を出して要求するというのが足りないとのこと。
フットサル雑誌「フットサルナビ」の7月号にも書かれていたのですが、海外のリーグでは「自己主張」をしないと自分にボールが回ってこないらしいですし、なるほど、と思いました。

クリニック後、教えを請う参加者に、だいぶ時間も遅いというのに嫌な顔一つせずにレクチャーするグレに、Great!!の一言です(巧のパクリか!?)。
























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