タイブレークの功罪
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田力
2023年07月22日 22:52 visibility565
高校野球・都市対抗野球と佳境なってきています。タイブレークまでもつれた試合数も増加する中、無死1,2塁からの攻撃のやり方、そしてデフェンスの作戦が勝敗を左右していますね。
今日はTVで専修大松戸対拓大紅陵戦を観戦していました、両校投手がふん張り9回を終えてゼロ・ゼロ、タイブレークに入りました。10回は両軍ゼロ、11回は1点ずつ取り合い12回に突入、タイブレークでは珍しい3回目です。12回表拓大は強硬策に転じ最悪の併殺を喫してしまい、2死3塁で後続が凡退しゼロ。
専松も強硬策を選択しました、10回、11回と2度バントでサードフォースアウトを喰らっていましたから
拓大の鍛えられた守備力を見ての策だったのでしょう。バントの構えからセカンドに転がしました。
これが2塁手と1塁走者が微妙に交錯したように見え判定は守備妨害(15分位判定に対して抗議があり)
審判団協議と更に本部からの指示で1死1,2塁から再開しました。(これで正解??)
次打者は1塁ゴロ併殺狙いのセカンド送球が大きくそれて、2塁走者が還りサヨナラ勝ち専松の辛勝でした。
東東京大会の二松学者対堀越戦もタイブレークとなりました、先攻の二松学舎が3点を取り一応安全圏と見られる中、後攻の堀越は4点狙いで相手高の2つのエラーからサヨナラ勝ちをしました。
選手の重圧は相当のものかもしれません。
タイブレークは後攻が有利とされています。何故なら狙う点数が明確だからでしょうか?
ほとんどの策はバントから1死2,3塁を造って、の攻撃作戦が多いのですが、これを阻止するため中堅手にセカンドをケアーさせ、遊撃手に投手横を守らせる奇策もありました。
私は以前からタイブレーク賛成派でした、これは運営側からの見方で日程上試合を確実に消化するためでしたが、作戦上も見ごたえがありますね。
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- 事務局に通報しました。
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