はじめてのJ

練習試合　90分　副審

最近はなにかとはじめてづいてます。

今日ははじめてJ1の審判に入りました！！

J1と言ってもサテライトの練習試合ですし、

相手はJFLですし、どちらも昨日公式戦が入ってましたから

メンバー落としてくるでしょうし、私もどうせ副審です。

とはいえ、TVでも見たことある選手も何人か出場してます。

さて、実際ピッチ、ライン際に立ってみると、

さすがはJ、めっっっちゃ速いんですよ、「判断が。」

ダッシュが速い、球足が速いというのは試合見ててわかりますし、

私もそれなりに走っているのでついていけるのですが、

この判断の速さには面食らってしまいました。

まず、DFのラインの上げ下げのスピードそのものは、

県や地域リーグとさほど変わりませんが、その判断とタイミングが速い。

「え!?」と思うともうラインが上がっていて、気がつくと置いていかれているのです。

2発くらい喰らって、そのタイミングが判ってきましたが、とにかく速い。

逆サイドにボールが出たのでオフになることなく助かりましたが、

かなりヤバかったな〜。

で、オフサイド。普段の県リーグでは「wait&see」をさんざん言われるのですが、

Jで同じようにやると、「wait&see」しすぎでした。

選手はもうオフポジであることが判っているので、

早く旗を上げてあげないと、逆に審判が「浮いてしまう」結果に。

それと、オフサイドを取られた選手も、ビミョーなタイミングであっても、

周りの空気とDFの位置でオフであることを「理解する」んです。

また、旗が上がっていようとオフでないことも理解する。これまた判断が速い。

いや〜、観客席で見るのと、DFラインに張り付いてみるのとでは全然違いますね。

アタマとカラダで理解することにもはやり違いがありました。

なんと言っても、それでメシ食ってるやつは「判断が速い」。

我々も「社に持ち帰りまして〜」なんて悠長なことを言っていては、

そのうちメシを食えなくなるでしょう。

そう、何事も「判断する」のが仕事なワケです。