無知の知

どうもエジルです。

 

高校生のころから哲学の本が好きでよく読んでました。(めっちゃ嘘)

 

今日は有名な古代ギリシア哲学者であるソクラテスの紹介をしたいと思います。

 

ソクラテス君はある日気づきました。

 

「あんれぇー!ウチ、世の中のこと何にも知らないんぢゃね!?」

 

続けて

 

「マヂ、今の政治家なんでも知ってる感出してっけど!自分が無知だってことを自覚しないとヤバくね??」

 

これが有名なる「無知の知」という考え方です。

自分たちが無知であることに気づくことが知への追及の第一歩であり、そして人間は全ての分野について専門家にはなれないという意味です。

 

どんな専門家も専門外があり、その分野については無知である。これを部分的無知と言い、いかなる学者にもこの種の無知は存在します。

 

しかし、当時のギリシアの政治家の基準は「雄弁であること」

つまり、人々に考えをわかってもらえる能力の有無を基準としていました。

まさに、「なんでも知っている」というイメージが選挙には必要不可欠だったのです。

 

しかしソクラテスは当時の政治家達に

 

「おめぇらもウチらも無知なんよマヂ!!」

 

と声を大にして訴えており、当時の政治家から

 

「は!?マヂ何言っちゃってんの?お前死刑なマヂで(笑)」

 

と宣告され、つかまってしまいました。

 

ソクラテス君の弟子、プラトンは

 

「hey兄貴!!保釈金とか積んで逃げましょうyo!!」

 

しかしソクラテス君は

 

「いやお前何言っちゃってんの(笑)なんも悪いことしてないし!ウチは自分の哲学を貫くし」

 

と言い、死刑に処されました。

 

プラトン君は

 

「兄貴、マヂカッコよかったっす。俺っち兄貴の本を書いて兄貴の哲学を世に広めるっす!!」

 

こうして有名な書籍「ソクラテスの弁明」が生まれました。

 

プラトンはソクラテスの分まで奮闘し、数々の弟子を生み哲学の系譜を作っていきました。

 

紀元前400年前後の出来事です。人間って古代から変わらないなぁなんて思いませんか?(笑)

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