リバプール 1−3 アストンビラ

  • ゴロー
    2009年09月08日 20:58 visibility128


旅の4試合目は、アンフィールド。


 


プレミアビッグ4のホームスタジアムの中で、唯一行ったことがなかったスタジアム。


 


前から一度行ってみたいと思っていました。


 


 


この日は、マンデーナイトのゲーム。


 


プレミアリーグでは、テレビ放送の関係で、月曜の夜に時々1試合だけ行われます。


 


8時のキックオフですが、リバプールの街中には、やっぱり昼間からリバプールのユニフォームを着たサポーターがちらほら。


 


でも、その数はニューカッスルの時の方が多かったです。


 


 


アンフィールドへは町の中心部からバスで移動。


 


バスターミナルから20分ぐらいで、スタジアムの真正面に到着します。


 


 


この日のチケットは、この旅唯一チケット屋さんで手配しました。高かったけど。


 


リバプールのホームゲームは、カップ戦のショボい相手の試合以外は、一般発売されることはありませんから。


(エクスチェンジされなかったシーズンチケットが、試合当日数枚発売されるので、朝早く並べば買えるという話もありますが…)


 


だから、この日はチケットの心配はなし。


 


オフィシャルショップで買い物をし、スタジアムの周りをブラブラ。


 


「You'll never walk alone」の門や、ヒルズボロの悲劇の記念碑を記念撮影。


 


記念碑をよく見ると、ヒルズボロでは10代の若い人も犠牲になっているのですね。合唱(日本じゃないけど)。


 


そして、いよいよスタジアムに入ります。


 


 


この日の席は、メインスタンドの「ザ・コップ」スタンド寄りの端のほうの最後列。


 


アンフィールドは古いスタジアムなので、メインスタジアムには柱が立っていて、ちょっと視界の邪魔になります。


 


あと、隣のブロックまでは椅子が木製。


 


私の席の椅子はちゃんとプラスチック製だったので、きっと一番端のブロックは増築したのでしょう。


 


 


ゴール裏の「ザ・コップ」は熱狂的なサポーターが集まる事で有名なスタンド。


 


立見席の廃止でその熱狂ぶりは下がったと言われていますが、どのぐらい盛り上がるか楽しみです。


 


 


いよいよ選手入場です。


 


有名な「You'll never walk alone」は、選手入場の時に歌われるのではなく、入場後に選手が軽く練習している時に歌われます。


 


観客のほぼ全員が、マフラーを掲げて大合唱しています。すごい!


 


悪いけどその雰囲気は味スタの比ではありませんでした。


 


 


そして、キックオフ。


 


試合が始まり、盛り上がるスタジアム。


 


最後列なので、みんな立って見ていたら、すかさず警備員が来て、「座れ」と指示します。


 


座った後、また立つ人がいると、警備員がすっ飛んで来て注意します。


 


これも過去にサポーターが数々の騒動を起こしたリバプールならではなのでしょうか?


 


 


序盤、リバプールはコンビネーションがイマイチで、なかなかチャンスを作れません。


 


一方、アストンビラも、開幕戦、ヨーロピアンリーグを連敗したことを引きずっているのか、やはりチャンスを作れません。


 


 


そんな感じでむかえた前半34分。アストンビラが敵陣でフリーキックを得ます。


 


ゴールまではそこそこ距離があったのですが、Aヤングの蹴ったFKは、DFルーカスに当たりコースが変わり、何とゴールへ吸い込まれてしまいました。


 


オウンゴールで、アストンビラ先制!


 


 


チェルシー戦の時もそうだったのですが、先制された方が試合が面白くなると思いました。


 


しかし、前半ロスタイムのラストプレイ。


 


リバプール陣のゴールラインを割ったボールは、誰もがゴールキックと思いましたが、主審はアストンビラのCKの不可解なジャッジ。


 


このCKをアストンビラのデービスがドンピシャで合わせ、なんと前半中にアストンビラが2点リードを奪います。


 


そして間もなく前半終了。


 


退場する審判団に地鳴りのようなブーイングが浴びせられます。


 


でも、前半でリバプールが2点ビハインドの展開になるとは思いませんでした。


 


 


後半は、リバプールが攻勢をかけます。


 


トーレスの決定的チャンスはゴールマウスを外し、カイトの絶妙なヘッドはポストの阻まれます。


 


でも、さらに攻めるレッズ。


 


そして71分に、トーレスが鮮やかにゴール!


 


みんなと一緒に「イェーーーーーッ」と絶叫し、後ろの壁をぶっ叩いて盛り上がります。


 


 


「さあ次は同点」と盛り上がるスタジアム。


 


 


しかし、直後の74分にジェラードがペナルティエリア内で相手を倒し、痛恨のPK献上。


 


これをAヤングが冷静に決めて、アストンビラが再び2点リード。


 


勝負ありの感がしました。


 


 


結局このまま1−3で試合終了。


 


リバプールは開幕3戦目で2敗目。


 


早くも昨シーズンの負け数に並び、痛い敗戦となりました。


 


 


困ったのは帰りです。


 


スタジアムの前の道は、通行止め。


 


まあプレミアではよくあることなんですが。


 


でも、バスが来ないので帰れません。


 


それでも、何台かバスが止まっていたのですが、専用バスとのことで、乗ろうとしたら行きに買った路線バスの往復券は使えないと言われてしまいました。


 


町の中心までは結構遠いのですが、仕方ないので歩いて帰りはじめました。


 


でも、夜10時過ぎの外国での夜道。


 


だいぶ歩いてから、ちょっと危ないと思って道沿いにあったバス停から路線バスに乗って帰りました。


 


 


やっとのことで町の中心部に戻ったら、まだリバプールのユニホームを着た人がうろうろ。


 


と、突然パブの軒先から笑い声が。


 


声の方を見ると、アストンビラサポーターがリバプールのユニホームを着た通行人を指差して高笑いしてました。


 


 


レッズは負けちゃいましたが、トーレスのゴールも見られたし、4ゴールも見られたし、まあよしとしましょう。


 


でもほんとはレッズの勝利が見たかった。!


 



You'll never walk alone



「ザ・コップ」スタンド



リバプールのFK



痛恨のPK


































































































































































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