地域づくりと野球「日本のプロ野球、指導者の海外輸出はもうはじまっていた」

先日のメジャーリーグ開幕戦、松坂の凱旋登板ばかりが目立ちましたが、
一部のパリーグファン、とくに西武ファンなんかはニヤニヤしながら見ていた試合ではないかなと思いますね。

というのもオークランド・アスレチックスの打撃コーチをみてみれば、
タイラー・ヴァン・バークレオが
いるじゃありませんか。

バークレオといえば、黄金時代の西武ライオンズを支えた助っ人外国人の一人です。
彼は黄金時代の西武同様、出塁率の高さに着目し、出塁率を上げ、機動力+主力の長打といった破壊力を持った野球をやっているそう。

広岡に続き、森西武の管理野球、組織野球のよいところを海外に持ち込んだいい例の一つでしょう。

裏方では現在ロッテのコンディショニングコーチである立花龍司もそうですね。


近年ではヒルマンがカンザスシティに行ったことは有名ですが、
日本のプロ野球を知る指導者の海外輸出はこういうところにも出ているのでしょう。

かつて理論的指導が確立されていない時代は精神面での指導が大半であり、
それに疑問を抱いた森をはじめ、野村現楽天監督のように理論的指導を行い、
教え子が現在コーチなどの指導者として活躍しているのも事実です。

黄金時代の選手の大半がコーチや監督ですからね。
いかにその当時の西武ライオンズが強かったか分かります。

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