地域づくりと野球「提案:プロ野球の組織化」

グダグダと書いていましたが、ここで一応政策提言的なことをつらつらと書いていこうかなと思います。

 

現在、いわゆる「プロ野球」と呼ばれるチームは、36チームあります。

(一軍・二軍・独立リーグを合算した数として。フューチャーズは除く。)

関西独立リーグの動きを含め、岡山・宮崎などの参入球団の可能性もあり、さらに増えるということを考えると、

各都道府県に1つ出来てもおかしくない状況に来ていることは間違いないでしょう。

 

ただ、ここに関する組織化やリーグ間の意思疎通が出来ているのでしょうか。

答えはNOだとおもいます。

 

現実的なことを言えば高知へのロッテ出資をよってたかって潰された形ですが、

 これはスカウトやドラフト制度をとる現状を考えると「囲い込み」をすることでロッテが有利になってしまうということを防ぐのが理由だといいます。
でも、これでは球界の発展にはなりません。

共存共栄とレベルアップのためにも自分はこれらの組織を
「プロ野球」という一つの組織のなかでくくれないか

そう思ったりします。

 

つまり、考える案はこうです。

日本プロ野球機構を新しい組織(出来れば12球団共同出資の持ち株会社化)とし、

営業・戦略部門と運営部門に分けて、運営部門に各独立リーグを組み込む。

独立リーグはあくまでも育成選手とは別レベルの運営として3軍のような立ち位置とし、

3軍と2軍(ファーム)の交流戦を積極的に行う。

平日はファーム×独立リーグの交流戦、休日はおのおのの試合と分けることでコンテンツとしての魅力強化とレベルの引き上げを行う。

平日は主に地方開催を行うことで関東近郊でのファーム無料試合→有料化の実施

というものです。

特に今年のアイランドリーグの試合は週末を中心に日程が組まれています。

平日のナイターは人が入らない=やらない のかもしれません。

でもここにファームのチームと対戦させることで、リーグとしての魅力も高まります。

高知×阪神の間接的藤川兄弟対決!とか、愛媛×広島二軍のしまなみ対決!なんていうのは人気カードになると思うんですけどね。

 

営業・戦略部門ではパリーグの営業部門は別会社(現在のパシフィックリーグマーケティング)を持っているので実質的な子会社扱いにし、

独立リーグもここの部門に入れてマーケティングの情報などを共有することとし、

戦略部門では韓国・台湾・オーストラリアなど野球の盛んな国との提携やさまざまな戦略(アジアシリーズだけでなく、アジアオールスターやファーム交流戦の実施など)、MLBに対抗できるようなアジア戦略をとるような組織にすることが望まれますね。

  事実上の拡張(エクスパンション)になりますが、
ここまでやってもMLBのようにレベルダウンが見込まれるともおもいませんし。

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