観客動員数と周辺自治体人口との連関性

もうちょっと暇なときにデータ作ればよかったと後悔していることがあります。
それは

観客動員数と周辺自治体における人口を比較して、いったい人口の何%が野球を見に来ているか

ということです。

例えばスタジアムというのは市町村およびその周辺地域半径10キロ以内の自治体の
総人口の1%が収容できることを計算して設計されているという話を聞いたことがあります。

ところがこの話、証明した事がないので本当かどうか真偽は不明なんです。
そこで計算してみました。
観客動員数ではなく、今回は収容人数で計算したので、あくまで「理想値」であるにすぎないのですが。

今回は満員になりやすいスタジアムのサッカーでも計算してみました。
埼玉スタジアムの収容人数6万3千人と
さいたま市(浦和・大宮・与野・岩槻)およびその周辺地域(東京都北区・埼玉県川口市・越谷市・上尾市・鳩ヶ谷市・春日部市・朝霞市・戸田市・蕨市・三郷市など)の人口(325万人)を足し合わせてみても
総人口の1%という計算は難しいのですけども

柏市の日立台サッカー場は収容人数が15000人(実際は13000人程度という話)は
柏市(人口約40万)とその周辺地域の人口(松戸・野田・流山・我孫子・取手・鎌ヶ谷)を足し合わせた
約150万人というのはある程度納得できる数字になります。



一応千葉マリンスタジアムの観客動員数(150万人÷72試合)と
スタジアムがある千葉市(人口94万人)と
その周辺都市(習志野市・船橋市・市川市・浦安市)を合算した数(232万人)ということを考えれば、
この法則は成り立つものともいえます。
ちなみに「埼玉」西武ライオンズはというと
観客動員数(120万人÷68試合)では約1万7千人
所沢市(33万)と
その周辺都市の人口(東京都清瀬市・東久留米市・小平市・西東京市・埼玉県入間市・狭山市・新座市)をあわせた数字と大体一緒になっており、
これも誤差はあまりありません。
ただ、浦和だけでなくこの数字が当てはまらないのは楽天の仙台も一緒です。

仙台市の人口とその周辺地域(名取市・多賀城市)を入れても120万人に到達しません。

一概に正しい計算というわけではないようで。

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