灼熱の闘い

合宿から帰ったばかりだというのに、今日はハードコートでの４時間テニスです。
本当は冷房のきいた部屋で１日中グータラしていたかったのだけれど、コートがとれてしまったものは仕方がない。
コートがとれたら、きっちりテニスをする、それが我らテニス馬鹿の宿命ですから。

でも、さすがにシングルスはやめておきました。
当初はシングルスを予定していたのですが、合宿の疲れが残っている状態だろうし、季節柄むちゃくちゃ暑くなるかもしれないと考え、ダブルスに変更していたのでした。
これが正解。
シングルスなんかやったら、絶対に死んでました。
だって、むちゃくちゃ暑かったのですから。

今日使用した江川コートにはハードコートが４面あり、ＡコートとＤコートにだけ日除けのついたベンチがあります。ＢコートとＣコートはひたすら全面炎天下です。そして、受付のおじさんは、早く来た人にＡコート、次に来た人にＤコートを使わせてくれます。
もちろん、早めに行って受付を済ませます。
Ａコートはテニスオフで使う人が先に受付を済ませていたのですが、さいわい、Ｄコートをとることができました。
かろうじて、日陰があります。よかった。
今日は日除けがなかったら、確実に倒れる人が出てくるものすごいピーカンだったのですから。

受付を済ませてコートにまわると、すでにＡ池さんが来ています。
コートを見ると、Ｄコートが空いています。
普段なら「じゃあ、まだ時間じゃないけれど、早めに始めちゃいましょうか」となるところだけれど、ふたりともコートの外の日陰から出ようとしません。
やがて他のメンバーもやってきます。
今日の参加メンバーは、僕、Ａ池さん、よこちゃん、ＨＯＲさん、Ｋ木さん、Ｈ瀬さんの６人。
僕、よこちゃん、ＨＯＲさんの３人は合宿帰りで疲れていて、Ａ池さんの相手をまともにできない可能性もあったので、上級者のＫ木さん、Ｈ瀬さんに来ていただいたのでした。

時間になったので、しぶしぶ日陰を出てコートに向かう。
そんなに嫌だったら、テニスなんかしなければいいのに（笑）
そして、オリジナルソフト「ダブルス組み合わせ作成ソフト」で作った組み合わせ表に従ってゲームを開始します。
本日のルールは４ゲームオール、ワンアド。だけど、２−２になったらもう１ゲーム追加して勝敗を決するというルールを追加する。長い試合はしんどそうなので、短時間で試合を終えられるようにしてみました。

結果は添付の画像の通りです。
案の定、Ｋ木さんがむちゃくちゃ強かった。
奇跡的に僕とＡ池さんのペアがＫ木＆よこちゃんペアを下して、なんとか全勝は阻止したものの、テニスのうまさに関してはレベルが違いすぎます。一度たりとも強打をすることなく、丁寧にボールを返して、きっちりコースを狙ってくるあのテニス、見習わなければいけませんね。
ちなみに、Ｋ木さんに勝った時の試合では、フォアサイドからワイドの短い位置に狙ったスライスサービスが、見事にピンポイントで狙った通りの位置に突き刺さってノータッチエースを連続でゲットして喝采を浴びたのですが、実は最初の試合からずっと狙い続けていたサービスで、たまたまあの２回だけが狙った通りに打てたサービスだったのでした。

一方、Ａ池さんはというと、サービスの不調に苦しみながらも、けっこういいペースで勝ち星をゲットしつづけていたのだけれど、なぜかサービスの調子がよくなると同時に負け出して、５勝５敗。
調子の悪いサービスの方が、相手の攻め心を誘ってリターンミスにつながっていたようです。

逆に僕はけっこう負け越していたのだけれど、最後の最後でなんとか連勝をもぎとって、かろうじて５勝５敗に持ち込むことができたのでした。

しかし、あの炎天下で、よくまあ10試合もしたものです。
いやはや、本当に暑かった。