本日のRDカップ
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よし
2010年04月18日 00:56 visibility1290
▼朝起きると、ゆうべから降り続いていたみぞれが、いまだ激しく降っていた。
家の前の道路には、溶けかけたシャーベットのような氷がけっこう積もっている。
こりゃ、いくらなんでも、今日はテニスは無理だよな、と思った。
8時前に娘を駅まで送ると、みぞれは完全に雨に変わっていた。でも、いまだ雨足は強い。
いくらなんでも、テニスは無理だろう。
8時過ぎにPCメールをチェックすると、RDカップ主催者のnakaさんから「雨は11時にはやむ天気予報が出揃っています。遅れても開催する予定でいます。よろしくお願いします」とメールが入る。
やるのか! やれるのか?
会場までクルマに乗せてもらう約束になっているI井ちゃんに「本日開催予定」とメールを送信する。
9時過ぎにI井ちゃんから電話。
「やるんですか? てっきり中止だと思って寝過ごしてしまいました。待ち合わせの時間に間に合いません」
結局、予定よりも出発が20分以上遅れる。
この頃には雨はあがり、ときどき、うっすらとお日様が顔を出す。
しかも、クルマは新大宮バイパスで渋滞に巻き込まれ、にっちもさっちもいかず。
途中から裏道に入るが、完全に遅刻だ。
携帯でnakaさんに遅刻の連絡を入れる。誠に申しわけない。
▼なんとかRDカップの会場の辿り着くと、すでにコートはほぼ乾いている。
早く着いた人たちで、コートの水かきをやっていただいたのだろう。
遅くなって、実に申しわけない。
そして、まだ心の準備もできていないうちに最初の試合が始まる。
最初の試合の相手はH間さん。初めて対戦する方だが、グリグリに純回転をかけた重いボールを打ってくる。かなり苦戦を強いられそうな気配ではあったのだけれど、ダブルフォールトを連発してくれたおかげで、6−1で勝たせていただく。
だた、あとの試合を見てみると、このH間さん、どんどん調子をあげていっていた。調子がよくなってからだったら、はたして勝たせてもらえたかどうか、難しいところだ。
2試合休んだところでひっきーさんとの対戦が始まる。
ひっきーさんにまず圧倒されるのは、なんといってもその強烈なサーブだろう。しかも、強烈なサーブを打っておいて、あっと言う間にネットに詰めているので、なんとかリターンを返しても、ネットに詰めているひっきーさんに簡単に打ち込まれてしまう。背が高いので、中途半端なロブも簡単に餌食にされてしまう。
そして、流麗なフォームで打ってくるフォアハンドがこれまた強烈だ。フォームがなめらかで、力を入れて打っているというようには見えないのだけれど、ところがどうして、スピードの乗ったボールが飛び込んで来るのだ。
こりゃ勝ち目はないと思ったが、ふと気がつくと4−2でこちらがリードしている。なぜリードしているのか、自分でもよく分からない。
打ち合ってみると、どうも、ほぼ互角という感触。
ほとんど力の差はないので、微妙なバランスがこちらに傾いて、ゲームをとれていたという感じだ。
ところが、このあと、その微妙なバランスはひっきーさんの方に傾いてしまい、一気にゲームをひっくり返されて4−6で負けてしまう。
何が悪くて負けてしまったのか、実はよく分かっていない。
ただひとつ言えることは、バックを攻めるつもりで、いつの間にかひっきーさんのフォアに打っていることが多かったということだろう。
ひっきーさんは左利きなので、いつもと反対側を攻めなければバックを攻めていることにはならないのに、無意識のうちにいつもと同じように右側のストレート、右側のバッククロスにボールを打ち込んでしまっていたのだ。
ひとつの試合の中で、何度もこれをやってしまうということは、いかに何も考えていないで試合をしているかってことだよなあ…。
この試合の途中でお日様が顔を出し、朝からは信じられないようなよい天気になってしまう。
休みなしで突入した3試合目の相手は、過去に2連敗をくらっている鉄人I田さんだ。
前々回は1−6で負け。前回は2−6で負け。今回はぜひとも3−6以上にはもっていきたいところなのだけれど…、結局は前回と同じ2−6で負けてしまう。
I田さんはサーブが緩いので、それをことごとくバックサイドに打ち込んでいったのだけれど、それがかたはしからサイドアウトしてしまう。この精度をあげさえすれば、もっとゲームを奪えるという感触だけは確実に得ることができた。次回はもう少しI田さんを苦しめることができるはずだ。
それにしても、ちょっと前に詰めると、実にみごとにロブやロブ気味のストレートで抜いてくるので、それを追いかけてさんざん走らされてしまった。なまじ走れば追いつくあたりに打たれるのが、一番きつい。
2試合休んでの4試合目の相手はこれまた3回目の対戦となるN山さん。N山さんにはいまのところ2連勝なのだけれど、確実にうまくなってきている。僕より年輩なのだけれど、この歳になってもまだまだ進化できるというのは、僕自身にとっても心強い。
しかし、まだまだ負けませんです。6−2で勝利。
かくして、本日は2勝2敗という戦績でありました。
例によって、僕のブロックの優勝者は全勝のI田さんでありました。同じブロックにはハードヒッターが揃っていたのだけれど、ただひとりハードヒッターでなかったのがこのI田さん。強く速いボールを打つだけがテニスじゃないという、好例のような結果でありました。
そして、隣りのブロックでは、同じく全勝のA池さんが優勝。
▼試合のあとのスピードガンコンテストでは、時速145キロという記録は出たものの、残念ながらこれはフォールトで公式記録にはならず、時速120キロという不本意な記録にとどまった。
今日はサーブの速い人が揃っていて、続々と140キロ台が出ていたが、いずれもフォールトだったのは実に残念。
▼nakaさん、A池さん、雄介さん、ひっきーさん、よこちゃんという、ここでお馴染みのメンバーと一緒に「びっくりドンキー」に寄ってお茶。
短い時間だったけれど、楽しいひとときを過ごすことができた。
テニスが好きというだけの共通点で、初めて会った相手でも楽しくボールを打ち合うことができ、こうやって楽しく会話ができる。これがテニスの素晴らしさだよなと、つくづく思う。
テニスを始めて、それまでの友人たちとは、全く異なるタイプの友人がたくさん増えた。
ホント、テニスに感謝だ。
そして、こういう楽しい場を提供してくれているnakaさんにも、本当に感謝します。
本当にありがとうございます。
- 事務局に通報しました。
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