最近の自分のバックハンドはというと…

  • よし
    2010年06月10日 11:50 visibility857

テニスを習い始めた時、中学・高校の軟式テニスが片手のバックハンドだったので、何の疑問もなく片手のバックハンドにした(というか、世の中に両手バックハンドというものが存在するということすら知らなかった)。



ところが、軟式と硬式とでバックハンドの打ち方はまったく異なり、そこでいつまでもいつまでも違和感を持っていた。
なまじ軟式テニスの経験があったために、スクールでも基礎を教わることがなかった。
おかげで、どうやってバックハンドを打てばいいのか、いまいちよく分からないままにテニスを続けてきた。



今年の1月、人からテニスを見てもらう機会があり、その時にバックハンドに関する悩みを伝えたところ、即座に「何年もテニスを続けて違和感があるのなら、両手バックハンドに変えるべきです」とアドバイスされ、両手バックハンドの打ち方を教わった。
強いボールを打つことはできなかったが、なんとなくしっくりくるものがあった。
片手だと、理想の打ち方をイメージすることすらできなかったのに、両手だとなんとなく理想の打ち方をイメージすることができた。
あとは、そのイメージに自分を近づけていけばいいのだと思った。



ところがところが、スクールで両手バックハンドに変えると宣言したところ、コーチから猛烈に反対されてしまう。
「両手バックハンドから片手バックハンドに変える人はいても、片手から両手に変える人はいません」
「それよりも、片手のスライスを覚えるべきです」
「いまから両手に変えようとすると、覚える前にボロボロになっちゃいますよ」
いやあ、強硬に反対されましたですよ。



それでも、両手バックハンドの方がしっくりくるので、コーチの反対を押し切って、下のクラスのレッスンに振り替えて両手バックハンドの特訓を受けさせてもらった。



で、それから5ヶ月たってどうなったかというと、いつのまにか片手バックハンドがメインで、両手バックハンドがその補助というような形におさまりつつある。
なぜかというと、両手バックハンドの練習をしたら、どういうわけか片手バックハンドがうまく打てるようになってきたからなのです。
以前はミスが多かった片手バックハンドだったのに、いつのまにかけっこうちゃんと返せるようになっているではありませんか。
おそらく、両手バックハンドを練習した効用だと思うのですが、意外な効果があったものです。



攻撃的なバックハンドを打てるところまではきていないにしても、つなぎのボールをきちんと返せるようになっただけでも大進歩です。
しかも、深いボール、強いボールなどで押し込まれた時には、両手バックハンドでの返球で対応できるようになったし。



これからのテーマは攻撃的なバックハンドだけれど、片手でバシーン、両手でズバーンと打てるようになったらいいなあと、夢見ているのでありました。

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