インスピ シングルス中級(12/4)
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よし
2010年12月05日 23:27 visibility2194
インスピのシングルス中級に参戦してきました。
前回は初級クラスに参戦して、かなりレベルの高いシコラーに競り負けているのですが、それ以外のプレイヤーとの試合ではこちらが攻撃しなくても勝手に相手が自滅して負けていったので、試合としての面白みはいまいち感じることができませんでした。
それで中級にランクアップしてチャレンジすることとなったのでした。
たまには知り合いが誰ひとりとしていないところで試合がしてみたかったので、こっそりと申し込んでいたのですが、直前になってよこちゃんも申し込んでいることが判明。
同じブロックにならないように、一緒に受付をしようという約束ができていました(受付順に交互にブロックを割り振るので、一緒に受付をすると別のブロックになるのです)。
ところが、会場についてみると、もうひとり知っている人間がいます。
なんと、HORさんがいるではありませんか。
「な、なんでHORさんがいるの?」
「いやあ、月曜日にチェックしたら、たまたま空きがあったから申しこんだんですよ。そしたら、よこちゃんとよしさんまで申し込んでいるっていうじゃない」
せっかくの武者修業なのに、なんでこの3人が顔を揃えなければいけないのさ。
いっつも一緒にテニスをしている2人が同じブロックになるのを避けるために、すでに2人で受付を済ませてしまったという。
ということは、僕はよこちゃんか、HORさんのどちらかと試合をしなければいけないってわけね。
受付を済ませると、HORさんと対戦する方のブロックとなる。
ああ、こないだ5-5の1本勝負までしんどい試合をしたばっかりだっていうのに、またHORさんと対戦しないといけないのか。
まずはHORさんとAさんとの試合。
けっこうさくっと6-1でHORさんの勝ち。
次が僕とBさんとの試合。
このBさん、かなり強いです。
サービスがけっこうくせ者で、1球打つたびにものすごい気合いを入れて打ってきます。
また、ネットに詰めてくるのも速いです。
ボレーのコースもうまくて、ボレーにつかまると、まずこちらの手の届くところには返ってきません。
そして、なんだか難しい性格の人です。
試合の途中、隣りのコートで試合をしていた人のテニスバッグの中で携帯電話が鳴り出しました。
すると、こちらの試合を中断して、隣りのコートにクレームを入れに行きます。
確かに、携帯の電源を切るか、マナーモードにしておくべきでしょう。
でも、「試合中はマナーモードにしといてくださ~い」と声をかければそれで済むのに、わざわざ試合を中断してクレームをつけにいくほどのことじゃないと思います。
ちなみに、次のコートチェンジの時、こっそりと自分の携帯をマナーモードに切り替えたのはナイショです。
Bさんのファーストサービスがフォールトになって、隣りのコートの後ろに転がっていきました。
コートの中に入ったわけではないので、別にあとで拾いにいってもいいとは思ったのですが、たまたま隣りの試合が途切れたタイミングだったので、いまのうちにと思って拾いに行きました。
すると、Bさんがネットのところまで詰めてきて「そのボールは、なにもいま拾わなくてもいいじゃないですか。そういうことをされると、ファーストサービスとセカンドサービスの間があいてしまうので迷惑です。少しは相手のことも考えて行動してください!」ときつくクレームをつけられてしまう。
なにも、そんなにきつくクレームをつけるようなことじゃないと思うのだけれど。
で、まあ、4-6で負けです。
明らかに相手の方が実力が上なので、負けたのは仕方がないのだけれど、でも、先週からの絶不調がいまだに続いていて、サービスがぜんぜん入らず、ダブルフォールトを連発してしまったのがあまりにも情けない。
ボールにスライス回転をかけようとしても、ぜんぜんひっかかってくれない。トップスライス気味にネットを越えたあたりからクイッと落ちるサービスを打っても、ぜんぜん思うような回転がかからないのでどうしてもフォールトになってしまう。
そして、ストロークもいまいち気持ちのよい感触でスパーンとボールが飛ばずに、なんとも自分で歯がゆいような打感のボールばっかりとなってしまう。
負けたことよりも、自分の思うようなプレイがまったくできなかったことがどうにも悔しい。
試合が終わったところで、Bさんに「いいサービスですねえ」と声をかける。
試合が終わったら仲良く会話をして、相手のよかったところを褒めるというのが僕の基本フォーマットであります。
すると、それまでずっとぶすっとした表情しかしていなかったBさんが、急にニコニコと「そうですか? サービス、よかったですか?」と態度が急変(笑)
「サービスが重いというのは、よく言われるんですよ。このラケットね、25年モノの○○なんですよ」と、自分のラケットの説明を始める。
たぶん、昔からテニスをしている人にはよく分かる話なんだろうけれど、昨日今日テニスを始めた僕には古いラケットのブランドの話をされてもよく分からない。
「バックハンド、フラットやスピンでも打てるようになった方がいいですよ。大丈夫、練習をしていれば打てるようになりますよ」
さらには、ふがいない僕のプレイを慰めるようなことにまで会話が続きます。
「はあ、ありがとうございます」
うーん、きっと、悪い人ではないんだろうなあ。
連チャンでもう1試合。さきほどHORさんが6-1で勝ったAさんと。
こちらは、それほど苦労せずに6-1で勝ち。
さほどこちらから攻めなくても、こちらのゆるいボールを攻めにはやってミスってくれるので、調子が悪くてもなんとかなったという感じ。
続いてHORさん対Bさんは、6-4でBさんの勝ち。
Aさん対Bさんは6-0でBさんの勝ち。
この時点でBさんが全勝でブロック1位、Aさんが全敗でブロック4位が決定し、いよいよ僕とHORさんとで2位決定戦です。
2人とも、Aさんには6-1で勝ち。Bさんには4-6で負け。まったく同じ結果です。
いままでの2試合ではストロークの調子が最悪だったのだけれど、ここにきてようやくエンジンがかかってきたという感じで、HORさんとガンガン打ち合うストローク合戦を繰り広げることができた。そういう意味では気持ちのいい試合なのだけれど、どういうわけか2人でダブルフォールトを出しまくってしまう。なんとも情けない内容の試合です。
そして、またしてもひたすら競り合ったあげくに5-5となってしまう。
前回対戦した時は、ここから1本勝負までもつれこんで結局はサービスエースで僕が勝ちをおさめたのだけれど、今回はHORさんが最後のサービスゲームをキープして、5-6で僕の負け。
うーん、なんともすっきりしない。
どうして、気持ちのよいショットがまるで打てなくなってしまったのだろう。
なんで、こうまで見事にサービスが入らなくなってしまったのだろう。
うーむ…。
隣りのブロックでは、1勝1敗だったよこちゃんが、若い兄ちゃんを相手にしこりまくった試合をしている。
最初のうちは勢いのあるプレイをしていた兄ちゃんだが、攻撃的なプレイのミスが続くうちにどんどん消極的なプレイになっていって、しまいにはまったく攻撃をせずによこちゃんのしこりに付き合い出し、すっかりよこちゃんマジックに陥ったまま負けていったのでした。
試合が終わって戻ってきた兄ちゃんを、HORさんと二人で「だめだよ、もっと積極的に攻撃しなくちゃ。つきあっちゃダメなんだよ」「なんで付き合っちゃうんだよ!」と叱りつける(笑)
かくしてよこちゃんがブロック優勝を果たしたのだけれど、ふっふっふ、僕とHORさんが負けたBさんに思う存分叩きのめされてきなさい!
えっ? 帰っちゃった? なんで? 用事があるから? えええっ!
なんと、僕とHORさんが負けたBさんは、決勝戦を待たずに用事があるからと言って帰ってしまったというのです。そんなの、あり?
というわけで、よこちゃんが優勝。
えーい、その優勝賞状を持って帰りたければ、僕とHORさんを倒してからにしろお!
僕とHORさんのその叫び、世間一般では負け犬の遠吠えと言います。ワオーン!!
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