RDカップ 男子シングルス(12/5)

  • よし
    2010年12月06日 12:11 visibility118

 昨日は久しぶりのRDカップシングルス大会でした。
 今回も、途中のコンビニでコロッケパンを買って会場に向かいます。
 買ったコロッケパンは、しっかり自分のテニスバッグにしまいます。
 前回の過ちは繰り返しません。



 今回の参加者は14人。
 まことさんがいます。鉄人I田さんがいます。以前、3回ほど対戦したことのあるN山さんもいます。
 でも、その3人とは別ブロックとなりました。まことさんと対戦してみたかったのだけれど、鉄人I田さんと別ブロックになったのはちょっとひと安心。鉄人I田さんには、まだまだかないません。



 テニス日和のよい天気です。
 風もまったくありません。
 ただ、インドア育ちの僕にはお日様がとってもまぶしい。
 特に朝のうちは太陽が低いので、相手コートまでが反射で光ってしまって、とってもやりにくい。
 こういうことにもきっちり対応できるようにならないと、外の試合では勝てないんですけどねえ。



 まずはブロック戦でスタートです。
 僕の初戦の相手は、M川さんという若い方。
 見るからに強そうで、実際、ものすごい勢いのボールを打ってくる。
 でも、どんなに勢いのあるボールでも、フォールトとアウトとネットを連発してくれるので、絶不調でもなんとか勝つことができました。ゲームカウントは6-1です。
 もっとも、勝ったとはいっても、相変わらずサービスは入らないし、ストロークも当たりそこねのボールが多いです。
 最後はコーナーに突き刺さるようなフラットサービスでノータッチエースをとったのですが、実はそのサービスもガットの上端に当たったボールがラッキーで入っただけだったのでした。
 ギャラリーから最後のサービスエースに対して歓声と拍手が出たのだけれど、それにふさわしい内容ではなかったです。
 M川さんは、このあとも同じような展開の試合を繰り返していて、結局は全敗を食らっていたのではないだろうか。
 でも、彼がもう少しうまくなって、あのボールがバシバシコートに入るようになったら、きっと、まったく歯が立たない相手になるのでしょう。



 2戦目の相手がK子さんという方。
 RDカップにはよく出ている方だそうです。
 その前の試合を見ていたら、ものすごくいいバックハンドを返してきます。バックハンドと勝負をせずに、フォアハンドと勝負すべき相手のようです。
 試合がスタート。
 とっても上手な人ですが、あまり威圧感を感じません。
 僕にとってちょうど打ちごろのスピードのボールが飛んでくるので、気持ちよく打ち込めて、それでけっこうポイントを奪うことができます。どうやら、スピードの乗ったボールの処理が苦手なようです。
 しかし、とてもまいったのが角度のついたリターン。
 僕は、サービスをことごとく外側へ外側へと打つのですが、それをものすごく角度のついたリターンで返されてしまって、まったく手が届きません。
 また、ほんのちょっとでもゆるいボールを返すと、それを実にいやらしいコースに打ってきます。
 うーん、うまいなあ。
 3-3まではなんとか勝てそうな気がしていたのだけれど、そこから急に失速してしまって、結局は3-6で負け。
 なんとなく、こちらの調子さえよければ勝てそうな相手という印象を持ったのだけれど、あとで聞いたらそんな甘い相手ではなかったようで、結局、この日は鉄人I田さんにも勝って決勝戦へと進んだのでした。



 かくして1勝1敗でブロック戦を終えたのですが、K子さんが2勝、僕とS藤さんという方が1勝1敗、M川さんが2敗という戦績で、得失点差からS藤さんが2位、僕が3位となったのでした。



 本来はここから各ブロックの3位でのブロック戦、3~4位でのブロック戦と分かれるのですが、足が攣って帰られた方がいらっしゃったので、3~4位の5人の組み合わせで2試合ずつをすることになる。
 このあたりは、当初の予定を柔軟に変更して新しい組み合わせを作らなければいけないのだけれど、さすがはnakaさんです。さささっと、トーナメント表の余白に新しい対戦表を書き込んでいきます。



 3試合目の相手はA元さんという若い小柄な方。
 はっきりいって、圧勝しなければいけないだけの実力の差はあったと思うのだけれど、相変わらずの絶不調で、拮抗した展開となってしまう。
 当たりそこねのボールが多発するので、攻撃的なテニスができず、だんだんこちらとしても消極的なプレイとなってしまう。
 思わずドロップショットを多用して相手を前に走らせたりしたのだけれど、このA元さん、足が速くて、しかもネット際からアングル気味に打ってくるのもうまい。さきほどのK子さんと同じく、角度のついたボールに何度も何度もやられてしまう。
 おかげで、途中までは完全にA元さんが先行して、「このまま負けちゃうのかなあ、これで負けたらかなり落ち込みそうさなあ」などと、脳天気な僕には珍しく弱気になったりもしたのだけれど、なんとかひっくり返して6-5で勝ち。
 でも、勝ちはしたけれど、相変わらず歯がゆく情けない気持ちでいっぱいでありました。



 そして最後の試合は過去に3回ほど対戦しているN山さんという年配の方。
 過去の対戦ではすべて僕が勝っているのですが、久しぶりにN山さんのプレイをみると、ものすごくうまくなっています。
 まことさんと対戦している時も、果敢に攻めつつ、長い長いラリーを繰り広げていました。
 これは、もしかすると、ついにN山さんに負ける時が来たのかも知れない。
 またしても弱気の虫が顔を出してきてしまいます。
 うーん、普段は滅多に弱気になることなんてないんだけどなあ。
 ところが、4試合目にして、ようやく復調のきざし。
 いいサービスが次第に入るようになってきて、ストロークもスピードの乗った重いボールがガンガン入ります。
 N山さんのフォアストロークをぶちぬく勢いでストロークが入っていきます。
 ああ、遅いよ、調子が出てくるのが。
 結局、弱気になっていたわりには6-0のストレート勝ち。



 かくして、結果は3勝1敗で、それだけを見ると決して悪い結果ではないのですが、納得のいくプレイができたのは最後の1試合だけだったのでした。
 そして、調子が出た状態で挑んだスピードガンコンテストの結果はすでに報告した通り。
 この復調が、このあとも続いてくれるといいのだけれど。



 なお、優勝したのはA達さんという方。
 なんと、鉄人I田さんですら勝ったことがないという強者であります。
 今日はいまいち調子が悪かったみたいで、僕が見ていた準決勝ではダブルフォールトを連発していたのだけれど、ふだんはダブルフォールトなんてまったくなく、ファーストサーブが60~70%は入るのだとか。こんな調子の悪いA達さんは見たことがないと鉄人I田さんが言っていたのですけど、それでも楽々優勝をかっさらっていったのですから、たいしたものです。

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