寒さにヘロヘロ

  • よし
    2011年01月09日 18:33 visibility91

本日、インスピのシングルス中級に参戦してきました。
朝の8時スタートだったので、家を7時に出ます。
です。
本当は車で行きたかったのですが、車は嫁さんが娘を駅まで送るのに使うので、使用許可が出ません。バカ親父の道楽テニスよりも、受験生の体調管理の方が優先されるのは、ごくごく当然の判断でありましょう。
仕方なく、スクーターで会場に向かいます。
寒いので、ゴーグルとマスクを着用しています。
でも、耳がちぎれるように痛くなります。
そして、それよりも耐え難いのが指先です。
手袋をしていても、。
途中、どうにも我慢できなくなって、貼るタイプのホカロンを両手の平に貼り付けます。
まるで効果はありません(涙)



泣きながら会場まで辿り着いた時、いて、しばらくヘルメットをはずすことができませんでした。
本気でになりかけているのではと思ったぐらいです。
さんざん悪戦苦闘してヘルメットをはずしてマスクもはずすと、その下は鼻水でグショグショになっていました。
ホカロンを握り締めて、指先を温めますが、ぜんぜん。
受付を済ませようとしたのですが、財布からお金を出すことが出来ません。
受付シートに名前を書くことができません。
足もとは、やはりつま先の感覚がありません。
この季節、寒い朝にスクーターで会場に向かうのは、あまりにも無謀であったと思い知らされました。



なんとか受付を済ませると、今日の参加者のひとりから声をかけられます。
あれ? 今日は知っている人はいないと思っていたのだけれど…。
なんと、4日のテニスオフでご一緒した方でした。
その時には4-6で負けているのですが、どう考えても勝てそうにない相手です。
同じブロックでした。
この瞬間、優勝を諦めました(はやっ!)。



第1回戦はそのM籠さんとY田さんという方の対決。
それを観戦しながら、ホカロンで必死に指先を温め、なんとか感覚を戻そうと頑張ります。
Y田さんという人は、バックもフォアも両手打ちという方で、掛け声とともに打ってくる両手フォアがなんともくせ者でやりにくそうです。
が、うまさではM籠さんの方が明らかに上で、6-2でM籠さんの勝ち。



第2回戦が僕とS藤さんという方との対決。
30歳ぐらいの若い方で、きれいなフォームで速いボールを打ってきます。
一方の僕は、今年のテーマである柔らかいテニスを意識して、あまりガンガン行かないように気をつけていきます。
先行され追いつき、またとられて追いつきという感じで、常に相手が先行する展開となり、なんとかかんとかしがみついて5-5まで持ち込み、相手のサービスゲーム。
しょっぱながダブルフォールト。ラッキー!
次が、リターンエース。よっしゃあ!
次がダブルフォールト。
そして、その次が(笑)


勝った!
なんと、相手があっさり自滅してくれちゃいました。
けっこうチキンだったのかも。
試合中、僕の軽口にも気軽に対応してくれて、和気あいあいといった雰囲気で楽しく試合ができ、終わったあともにこやかに「最後のゲーム、何もしないで終わっちゃいましたよね? まったくもって、だらしないんだから」と笑ってみせる好青年でありました。



ちなみに、冷えきった指先はなんとかなったのだけれど、感覚のなくなった足のつま先はとっても辛い状態で、踏み込むたびにズキズキと痛みが襲いかかってきます。
冬の朝に剣道をして、冷たい床をダーンと踏み込んだ時の痛みと一緒です。
つ、辛いぞ、これは。



続けて休みなしでM籠さんとの対決。
4日に試合をして、バックがドヘタだということは、完全にばれています。
4日の試合の時にも、とことんバックを攻められたのだけれど、今日も今日とて、ひたすらバックを攻められます。
そして、そのバックが、いつも以上に不調です。
どうしても返球が短くなってしまい、それを厳しい角度で打たれてしまいます。
なんとかフォアで攻めようと思っても、今日はそれがことごとく白帯に嫌われてしまいます。
つまり、ぜんぜん打つ手なしであります。
結局、2-6で負け。



次がY田さんとS藤さんの試合で、6-3でS藤さんの勝ち。
続いてS藤さんとM籠さんの試合が始まるが、その結果が出る前に僕とY田さんの試合がスタート。



相変わらずバックを攻められると返球が短くなってしまうのだけれど、その短い返球を両手フォアでウアッとかけ声をかけながら体重を乗せて打ち込んで来ます。それが、何度も何度も手の届かないコースに決められ、一方的に押される展開に。
サーブはラケットをものすごく短く持って、回転をかけて打ってくるのだけれど、そのバウンドがグインと伸びてくるので、いつもよりも2歩ほど下がって受けることになります。
それをどんなに強打しても、ウアッという気合いとともに、両手フォアで打ち込んで来ます。
柔らかいテニスを放棄して、こちらも打ちに行くのだけれど、微妙にアウトしてしまうことが多い。
しかも、相変わらず執拗にバックを狙われて、その処理でミスってしまったり、甘い返球を叩かれたりで、ぜんぜんいいところなし。
それでも、0-2から2-2と追いつき、なんとかかんとか4-4と粘ったのだけれど、結局は4-6で負け。
「なんでそんな凄いショットが打てるのに、2敗もしたんですか?」
終わったところで話しかけると、「いやあ、いまのゲームがいちばんいいショットが打てただけです」とのこと。


そういうのは他の人との試合の時だけにしてください(涙)
インスピの常連参加者で、中級で優勝したこともある方とのことです。
だろうなあ。



S藤さんとM籠さんの試合は、M籠さんが勝ってブロック優勝を果たし、あとの3人は1勝2敗で並び、得失点差でS藤さんが2位。そして、僕とY田さんは得失点差がぴったり一緒で、直接対決で勝ったY田さんが3位で、僕が最下位という結果でありました。
きびしーっ!



やっぱり課題はバックハンドというのは一目瞭然で、ホント、バックハンドをなんとかしなくちゃね。
そして、柔らかいテニス、脱力テニスも、まだまだ練習が必要ということも明らか。



そのあと、もう一方のブロックの3位の人と3ゲーム先取のエキシビションゲームをやらせてもらい、ここではもう勝ちを狙う必要もないのでのびのびと攻撃的なテニスをさせてもらい、3-2で勝ち。



で、再びスクーターで帰宅したところ、嫁さんから「すごい疲れた顔をしている。顔色が悪い」と指摘されてしまう。
テニスをしている時はそれほど感じていなかったのだけれど、帰宅してみると疲労困憊していて、起きていることもできないような状態に。
やっぱり、朝のスクーターで体温を奪われたのがよくなかったのでしょう。
バイク用のちゃんとしたグローブも、フルフェイスのヘルメットもなしというのは、無理だったようです。
冬の間は、遠くまでスクーターで試合に行くのは、もうやめておきます。
いまだに、両手の指先がヒリヒリと痛みます。

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