浦和対川崎らしい、期待通りのゲーム。
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おーろら
2007年04月28日 15:10 visibility58
Mind−1☆
ここまで結果が出ると、たまには5つ星でいいですね。
試合前はとても不思議な心持ちで迎えた人が多いと思います。
去年が去年だっただけに、期待しすぎて5-0とかになったらお互い嫌だし、負けるのも引き分けも望んでない。
でもお互い、厳しいゲームになるのはほぼ分かっていたわけですので。
浦和サイドはどういう風に思っていたのかな???試合後は
「怖くなかった」と言ってた長谷部たち、その意味は別にどうでも良いんだけど、
本人達にも「見る側からすれば良いゲーム」、プレーヤーサポーターにすれば厳しいゲーム」と言う実感があるゲームだったのでは?
一方の川崎。
いつの間にか、こんなチームになってましたね。強いです。
NHK総合で放送してくれるゲームで、2年連続で好ゲームをしてまう(笑)。数年前の鹿島対磐田までは行かないけど、すごく見ていて楽しいです。
星勘定を全くせず、ゲームになったら一戦必勝です。みんながその意識で、しっかり切り替えも付くチーム。
1点を、1失点を
一人一人の選手・サポーター・スタッフを、
勝ち点1を、
1試合を、
それぞれ大切に。
それがMind−1☆
それが浸透してきた結果です。
さて試合。
キックオフは16時。
試合前、川崎サポーターは、
今回に向け、それぞれが作るようにしてきた旗を振り声をあげ、縦長のエリア全体から声が出るように工夫をしてました。
そしてパネルでの演出。
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実は最初のコイントスでエンドが逆になったのが結果を左右したかも。
前半、浦和がホーム側に攻め、後半アウェー側に浦和が攻める感じ。
後半、川崎が選手とサポーターが一緒に守る形になったんです。前半は先手必勝だから呼び込む感じにもなったし、GKを不安にさせない後半、みたいな。
この辺から面白い試合でした。風の影響とかもあったんだろうけど、この辺がGJだと個人的に思ったりして。
キックオフ。
去年みたいに、秋の終盤戦じゃないから、白熱度が弱いかと思っていたのですが、そりゃもう、なんだか浦和さんが攻めてるわけで・・・。一応川崎の攻撃の印象も書きますが、浦和ペース。
ホームだから当たり前ですが。
最初の10分はマジで怖かったぁ〜。
なんかいきなりGK川島が飛んでました。
こちら川崎は、驚きは左のアウトサイドにFWの黒津を起用していた。3トップなのか?4バックなのか?といろいろといわれて、炊けど通常3-5-2の左。守備のことがあるからビックリでした。
最初はここを狙われたわけでもないけど、こっちに人が寄ったとき、逆サイド浦和の小野の後ろから阿部勇樹が出てきたりしてピンチもあった。
どうだったんでしょう?
川崎が攻め込まれていたかな?
ただ、川崎がゴール前まで来そうな時、この浦和戦に関してはフィニッシュまでの意識が物凄く良かったです。スピードを追求しつつ、必ずシュートまで行こうとする姿勢もあったのでよかったですね。
で、最初の注目点、我那覇のシュート。
今日も駄目かなあと思ったけど、前半の彼自身2本目のシュート、混戦から粘って足元にボール置いて、通称「ゴーヤゾーン※右45度」からGK正面に打ったシュートがあったのですが、これが大きかった。打てる打てないでは、その後が違いましたよ。
あれが打てたから流れがきましたし、彼自身にも流れが来たのだと思います。
谷口もマギヌンもゴール前に出てきましたから、悪くは無い前半だったと思います。
浦和なんですけど、やっぱり打ってきますよね。
伸二のシュート、ポンテのシュート、永井もワシントンも狙ってきます。結構シュート打たれていたから運が左右したのかもしれないですね。
ですが、浦和はフィニッシュまで遅いです。
具体的に言うと小野伸二は居てくれると相手は楽です。きっと。
セルティックの俊輔のポジションがいいと思います。あそこまでしないと、伸二は良い頃に戻らない気がします。
やぱりサッカーの流行ってあるから、今のJリーグだときつそうですからね。
あと阿部ちゃんも微妙。キックがすごいんだから基点になるようにならないと・・・。
と言うことで前半0-0。
いつの間にか、みんなが試合の中に入っていったのを実感。
楽しいと時間の経過が早く感じるというけど、物凄い充実した世界に居た気がしました。
後半です。
多分どちらも出てくるだろうなと思った中、先に前に出てきたのは川崎。
前半は悪くは無いけど前目に出てこれなかった黒津が一番外ではなく、前目のペナルティーエリアに入ろうとしてきたんです。
もちろんみんなのポジションの中では一番外ですが、ドリブル得意のキープ力抜群なので、取られずにPAに進入。
そしてファーサイドにシュート性のクロス。
我那覇のゴールで先制。
阿部ちゃんも我那覇も微妙な出足も、黒津が蹴った時点で勝負あり。
1-0の微妙な展開から浦和に来られるかと思ったけど、川崎は行きましたよー。
ジュニーニョと黒津がサイドに人を寄せて、ポゼッション。中も人が揃っていて崩しにくそうだったけど、ジュニーニョは何故かすばらしい速いボールを左足でゴール前へ。
マギヌン2点目。
ばっちりとしたミートではなかったけど、ゴール。
※ここでマギヌンダンス完全覚醒
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ここからは浦和が来ましたね〜。
前線に人数がかかり、粘りも出てきました。
永井がペナルティエリア左でボールを取り返し、打つかと思ったらワシントンにクロス。
こぼれた浮き球に、堀之内が身体ごと飛び込んで、肩でゴール。
2-1。
もちろん後半なんで、うちも交戦。
去年と同じでした。
すごい攻防だった気がします。
その引き換えに、川崎の場合、足がつります。
黒津、谷口、我那覇、村上。
最初の三人はそれぞれ井川、河村、テセに交替。足がつるほどやらないと勝てないんですよね。
立てなくてブーイングがあったけど、本当に立てないくらいになってるのが川崎。許してね。
交代の3人も難なくこなし、それぞれ出来も良く安心。河村なんかは相変わらず頼りになるし。
と言うことでタイムアップ。
埼スタで浦和に勝つのは自分達かな?とは思っていたけど、本当に良かったです。
あとはテレビを見てくれた人が去年に引き続き、こういう試合もチームも日本にはあるということを分かってくれたらなあと思います。
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