決勝進出を決めた試合。※正直に言うと、すごく慎重に見てしまいました。
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おーろら
2007年10月14日 23:50 visibility56
実は・・・。
試合始まってからしばらく、第一戦を負けたつもりでスコアとか計算していたんです(大爆)。
今日のために代表戦で会ってきた友人呼んで会話してたら、「なんでそんな計算してんの???」と言われたりして。
つまり
「勝てばいい」
という事実が全く頭から抜けていたんです。「勝っても何点差じゃないと駄目だ・・・。」とかわけのわからないことを言っていて。
さすが水曜日にバタバタしててナビスコに目が行かなかっただけはある。
ところが、実際の現実は至って常識の範囲。
なんとなくスタジアムの雰囲気も選手たちの感じもいい塩梅。
さあキックオフ。
※あたくしはカツサンド購入
マリノスは絶対にガンガン攻めてくると思っていたけど、そんなでもない。やっぱり川崎がバックラインに4人揃えて待ってるからかも。でも、そんなんじゃサッカーは点取られるのを今まで嫌というほど見てきたので、見てる側も超集中。
マリノスは4-3-3のスリートップ気味。
二人の山瀬が良く動いて動いて。
谷口と憲剛は捕まえられない。そこをカバーするためにマギヌンが良く動き、ツートップもサイドバックについて守備をし始めなんとかどっこいどっこい。
ところが、マリノスが右サイドにポンと出したボールを、清水範久がドリブル。川崎左サイドバック(兼左ストッパー)伊藤宏樹がなんとなく軽い対応。
低めのクロスがニアに。中は大島一人だったけど、箕輪を振り切り左足をちょっとだけ前に出すと、左足アウトに当て先制点をゲットする。
川崎はここでどうするのか本当に興味深かったけど、一戦目と同じく左サイドハーフで出場した久木野がいい出来。細かいミス無く、トラップ、ボールの置き方、置く方向、ドリブルの方向が素晴らしい。
川崎は彼をよく使いチャンスを作る。
彼が持てて、マギヌンやFWが空けてる右サイドに森勇介が走りこみ、最低限CKを取ってくる。
久木野は本当にいい感じ。ドリブルあるから脅威だし、左足もそこそこ。シュートも狙う。
そんなこんなでクッキー(久木野)が打ったボールがPA左外にこぼれる。
後姿が良く分からず、打つ感じと弾道が中村憲剛だと思ったらなんか違う。とても素晴らしいシュートが右サイドに突き刺さる。GK榎本も触ってたけど、違う次元のシュート。
ここから先、チームの雰囲気やマリノスの攻めで取っても心配をしていたけど、試合後のコメント見ると、マリノスはこのシュートで相当やられてたみたい(笑)。
取ったのは伊藤宏樹。
みんなのキャプテンが取ったので川崎は勢いがついてたし、落ち着くとこは落ち着いてたみたい。
僕は心配しすぎたみたい(汗汗)。
そこから前半で試合を決めにいけた川崎は目覚めたのかな?
オフサイド気味だけどチョンテセに憲剛が出したパスは速くて素晴らしいスルーパス。
マリノスの4バックが足並み揃わずギャップが出来てたところを良く突いたねえ♪
3点目も左サイドに出したとことも憲剛はすごい。落ち着いてたね。
テセがラインを良くみてた。4バックのサイドをつけると、中は二人だからかなり鋭い攻撃が出来た。
川崎はサイドをうまく使えてなかったところも修正してきてた。そして攻守の切り替えもよかった。
FWが真ん中にこだわらなかったし、サイドに一人アクセントが出来たから真ん中も楽になったから良かった。中村憲剛も谷口も良かった。谷口は二人の山瀬を良くみていたかも。
で、後半。
なんとなくリズムが変わらない川崎を尻目に、マリノスは早い交代で先手を取ろうとする。
一人目は左SB小宮山に変えて田中隼磨。那須が左SBへ。
山瀬弟をマルケスへ。そしていつもより早めにハーフナーマイクを清水に変えて投入。
ここで川崎は「仕方ない」という感じでコメントが出ているんだけど、ちょっと不安。
まあ一試合目勝ってるしあの采配で仕方ないかな。
クッキーに変えて井川を右SBに。森勇介を左サイドハーフへ。
というかいつもの3-5-2っぽくする。
そのあとチョンテセも下げ河村を投入。マギヌンをトップ気味に入れ、相手のロングボールをはねかえす。あわよくば拾ってカウンターという展開。
ここの段階で気になったのが残り時間。
河村入れたとき、残りは15分あったんだよね。
97年のワールドカップフランス大会最終予選ホーム韓国戦の呂比須に変えて秋田を入れて逆転された記憶がいつもよぎる。
相手がツートップの一角を変えてMFを入れ、秋田のマンマークの仕事が曖昧になり、呂比須のマーカーが上がってきて逆転ゴールを決めた試合。
あれは20分くらいあった。
15分も守りきるには少し長い。
ところが凌いで凌いでマリノスが前がかりになりすぎてセカンドボールを憲剛がキープして狙ったようにツーバックの後ろにフワッと蹴った後に事件が起こりました。
勿体無カッタヨマリノスは。
GK榎本がヘディングや胸でトラップやクリアを出来ず万歳をしてしまい、PAの外で痛恨のハンドリング。
ちょっとびっくりしたけど、当然一発レッドカード。
川崎を応援しているけど、サッカーをやらせてもらってる者としては何とも言えなかった。
これ以上はコメントは出来ない。
代わりが出てくると思ってたけど、3人使ってたマリノスにみんなが気づき騒然。
これがちょっとだけ嫌だった。
松田直樹がやるのはなんとなく理解が出来る。
フィードを一番後ろから出来るし、よく動く覚悟が感じられたし。
ここでロスタイム3分あわせて8分。
川崎がこういう状態でもロングボールを入れられてしまっていて、ちょっと不安。
選手が少しだけ迷った感じで。
ところがロスタイム前に関塚監督が動く。
マギヌンに変えて黒津。
これがもう少し早くてもいいかなと。ガンバ相手だと絶対に来ると思う。ただし、早すぎると早野さんみたいにGKを入れられないということもある。
やっぱり監督って難しいかも。
それでもマリノスがハーフナーマイクにあわせてくる。あれと併用してマルケスと山瀬が絡んだらすげーなあと集中してみてた。
エスパルスのスルーみたいなのも織り交ぜられたときはやばいかもと思ってると、なんと河村のところにマリノスのパスが引っかかる。
結構位置が高いところで。
皆さんご存知のジュニーニョの独走から、一緒に併走した黒津にパスが出て準決勝2戦目が終わりました。
※分かる人は分かるが、アバンテカワサキがちょっと早いんだよね・・・。
マギヌンが累積で決勝は無理になっちゃたけど、何とかいい勝負して欲しいね。
ちなみに今日、今後のチケットを一気に買ったので超貧乏。
では。
Mind−1☆
今日の殊勲。
ありえないシュートだったらしい。
松田直樹がGKです。
- 事務局に通報しました。
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