僕には見えたかも。2011年J1第一節、川崎2-0山形【J特】
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おーろら
2011年03月10日 00:31 visibility164
まずは相馬先生、かつての馬神が見せた初采配。
この初采配、試合途中で指示して現場が実行出来ちゃったのは気分いいよね。ごめんね、ツトさん、きっとツトさんじゃ無理でした。
左に憲剛と右に登里の位置(配置)、そして山形のCBの交代は「川崎が仕掛けた山形のサイドバック封じ」が事実と影響みたいですよ。
鹿島で小笠原とかビスマルクから名良橋、相馬、特に名良橋の右サイドが一気にオーバーラップに活かす時にこれやったんですよ。真中に両者の選手を意図的に寄せて、サイドに広大なスペース作る。これやると相手FWも守備に引っ張れる。※引っ張られやすい
今回の川崎だったら、憲剛が左サイドで張り気味だったのですが、前線にも憲剛も球が当たらなかった。で、たぶん憲剛がサイドの位置からスタートで中に動いて右SB小林を引っ張った。すると小宮山が広大なスペースを手に入れて球持てる、もしくは3トップを引っ張る。これ繰り返していました。登里は2点目みたいに突破のコース狙ってました。特に斜めに。いわゆる楠神と絡みながらセンター、左サイドに出て行くんですよね。もしくは真中あたりから右のコーナー付近に行ってみるとか。
田中裕介は一気に行くタイプなので、コミみたいに色んな地点で球触らないんです。名良橋みたいな感じです。
山形の猛攻をしのいだのも、サイドからのクロスについてPAラインくらいまで侵入させなかった。石川の左足だけ怖かったけど、彼は深く来ない。ここを登里と楠神で抑えたのも、ちょっと僕の予想あたってそうです。これはアジアカップで山本正邦さんが解説でいつも言っていた。外に外に出せば、サイドラインくらいからのクロスは怖くない。あの大会で伊野波のクロスから前田のヘディングくらいしかない。年間通じてあんな伊野波のは1本くらいしかない。距離があるクロスは守りやすいんですよね。
この一連で決めていた決まりごとはみなさんが語っていたり、いろんなとこで言われてる通りで、サイドチェンジは自重して前を向こうとしたことをルールみたいにしてバランスとった気がします。横パスかっさらわれてカウンターが失点パターンだからでしょう。
猛攻しかけた時の鹿島に、川崎のキレ味を足したような気がします。
相馬さん、化学反応うまいです。よく勉強していて、過去の日本代表がやってきたこともいいところ取りしてそうです。
※弱点は相手がサイドチェンジしてきたときです。小笠原は足痛めてキック力弱ってるけど、あの人や大久保嘉人が逆サイドのSBが大外の大裏走ったところにサイドチェンジ出すような感じ。フラット3がそうでしたよね。中絞り気味。
話を戻すと、アイコンタクト、声出す、オートマティズム、ポリバレント、ハイプレスなど。
で、相手がバテたときに飛び道具があると最高です。だから5分で山瀬功治は十分。あれで負けていたらFKがあるといい。昔の代表なら平野孝や岡野のスピード。今のフロンターレなら田中雄大のキックとかいいですよね。
語りすぎてごめんなさい。
さてゲーム展開はもういいよね。
ヤジの突破力って清水で見せた伝説がある。なかなかみんな知らないんだよね。それ思い出しました。清水サポーターを引退した北陸の王子様(爆)がよく知ってる。もっとフォワードに球当てていたらシュート数は増えていたはず。フロンターレは昨年18本平均で日本一だったのに10本でしたから。
いかに慎重だったかという証拠。実はヤジは攻撃では何もしてないも同然かも。決定力で仕事しました。
楠神と登里はハイプレスでは欠かせない存在でした。やっぱり若くないと持ちません。
途中からタッピーこと田坂が出てきました。
あそこで出てこられたらやばいね。日本代表候補ですから。危なっかしい見てくれのドリブルやボールキープですが、触る回数が多いプレーヤーだし、キックとトラップはうまい。何度も言うけど、さすが広島ユース。
そして、皆さん書かれていて、試合後のコメントにもあるように、等々力のムードはやばいですね。
山瀬がドリブルに入った時は、等々力立ち上がりすぎ(笑)。
久々に観戦記書きましたが、あのサッカー、僕の歴史が詰まってるようで楽しかったですね。
←自慢ご容赦
これで日曜はころっと負けたりして(爆)。
まあ楽しみましょうずら(大爆)。
※にくまん堂さんごめんなさい
>http://blogs.yahoo.co.jp/nikumando/34473252.html#34473252
いつも読んでくれてありがとうございます。
- 事務局に通報しました。
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