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回想録5
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BONBON
2007年04月27日 23:57 visibility51
■新チーム結成、そして・・・悪夢
まずは手近なところからメンバーを集めてみようと、職場内にメンバー募集の回覧をしてみたところ十数名が集まりました。それまであまり話したことの無い人もいましたし、まともにキャッチボールもできない人もいましたので色々不安もありましたが今のチームの第一歩を踏み出しました。
そして時を同じくして、同期の友人も別のチームを作り、翌年('93年)から一緒に社内リーグに参加することに。
言い出しっぺということで、僕がチーム代表兼監督をやってたわけですが、一番苦労したのが試合当日の人数確保です。9人揃わない時は助っ人探しに東奔西走。僕自身は私生活では野球最優先でしたので、別の用事で参加できないメンバーには多少苛立たしさも感じましたが、人それぞれ野球に対する思い入れは違うのだから仕方ないと、自分に言い聞かせてました。
そんな状態でしたが、初心者のメンバーも少しずつ上達していきましたので、それなりに草野球チームとしての形は整っていきました。
一方社内リーグは’93年から8チーム、'94年には10チームに増えて活気を増していきました。
しかし、その翌年にあの悪夢が待っていたのです。
'95年1月17日の阪神大震災です。
リーグでは神戸市内のグランドを使っていたのですが、仮設住宅が建てられたためグランドが使用できなくなりました。それでもリーグは続けていこうと、何とか定期的に確保できるということでリーグのメンバーが探してきたのは、神戸市内からだと車で1時間半ほどの所にあるグランドでした。
僕にとっては1時間かかろうが2時間かかろうが野球ができるなら苦にはならないのですが、それはチーム運営にとって予想外に大きな逆風となってしましました。
野球への思い入れの少ないメンバーはだんだん参加しなくなり、試合の人数確保は困難を極めました。新しいメンバーを追加できる目処も無く、この状態では続けていくことはできないと、翌年リーグを脱退する決意をしました。
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- 事務局に通報しました。
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