2007年シーズン終了

  • みき
    2007年10月20日 12:38 visibility36


札幌でのCS最終戦から2日が経ちました。
第1ステージにマリンへ遠征し、第2ステージは選手とともに札幌へ帰還。
8日から始まり18日まで・・・あっという間のようで、だけどとても長くて重い凝縮された11日間でした。
CSを終えて、通常の生活が戻って来ました。
でも、いつものシーズン終了と違って、なかなか感覚が戻らない。
なんだかうまく言い表せませんが。

今季は本当に成瀬の活躍に尽きるシーズンでしたね。
彼の左腕にどれだけ助けられてきたか。
その都度、重圧を撥ね退け、見事な結果を残してくれました。
でもまさか最後の最後でまた彼に委ねるような形になるなんて・・・。

成瀬には本当にこの1年はとても大きな怒涛の1年だったことでしょう。
まだこんなに若い彼には、どんなにプレッシャーだったか。
そして、こんな試合が最後に待っているなんて・・・。

いつも頼りすぎてしまってごめんね、成瀬。
最後の最後にまで重責を負わせてごめん・・・。



















表彰式が終わるまで、ライトスタンドは微動だにせず。
試合終了時からのそのままの状態で、全員無言でグラウンドを見つめて立ち尽くしていました。
それはベンチ前に一列に並んだ選手も同じ。

式典が進むにつれ、スタンドからはすすり泣きも聴こえるように。
でも、歯を喰いしばっても絶対に泣くものか。
どんなに悔しい思いをしているか知れない選手達も、ああしてじっと堪えているのに・・・。


式典終了とともに選手達がライトスタンドへゆっくり歩き出すと、スタンドからは「俺達の誇り」の大合唱が。

スタンド前に集合した選手達を、大歓声と拍手で出迎えました。
キャプテン里崎の手には「26」のユニフォーム。
「里崎」コールに笑顔で手を振って応えていました。

その次には「成瀬」への熱いコール。
数回のコールの後、成瀬はこれ以上出来ないほどに深々と腰を曲げて、我々におじぎをしました。
それでも更に延々とやまない成瀬コール・・・。
それを聴いた彼は、その場にしゃがみこんでしまった。

これを観たらもう駄目です。
ずっと耐えていた堰が切れて、泣いてしまった。

成瀬・・・本当にありがとう。


その後、両チームの選手達が中央に集まってお互いの健闘を称え合っていました。
こんな光景が観られるなんて。
これぞスポーツマンシップですね。
成瀬も一番最後にダルビッシュのところへ行き、話していました。

最後にゆっくりと里崎がベンチへ引き上げて行きましたが、その際に1塁側(ロッテベンチ側)の日本ハムファンからの声援にも笑顔で手を振って応えていました。
その辺りで観戦していた友人から「里崎は本当にいい人だね!」とすぐにメールが(笑)
この里崎の姿については、後日驚くほど多くの人から好評を得ました。

それから。
普段全くロッテに興味を示さない周囲の人達から
「ロッテは選手も素晴らしいし、応援も素晴らしい!あの団結は観ていて感心した!」
と口々にお褒めの言葉を戴きました。
この日本ハムの本拠地ど真ん中で、この言葉が聞けるだけでも幸せです!

さて、2007年シーズンもこれで終了しましたが・・・選手は勿論、ファンの皆さんもお疲れ様でした!
遥々札幌の地まで応援に来られた方も、TVの前で熱く応援をされた方々も・・・一緒にこうして一喜一憂出来たこの幸せ。
皆さんと一緒に応援出来たことは、最高の喜びでした。

さあ、来季はこんなもんじゃありません。
来季もよろしくお願いします!
















































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