僕らが球場へいく理由 第2部
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winters
2006年12月04日 16:03 visibility523
どこの球場にも当然ですが
入場ゲートという物が存在します。
あたりまえのことなんですけど、このゲートにも、
それぞれの球場で個性があったり、色々なドラマ
があって興味深いものです。
ご存知の方は多いと思いますが
旧後楽園球場の1ゲートは王ゲート・
3ゲートは長嶋ゲートと
背番号にちなみ名前がつけられていました。
内野入口で実際に使用する
頻度は多くない場所だったのですが
選手のレリーフが飾られてあって
知る人ぞ知る、ちょっとした名所でした。
東京ドームに代わった今でも
この面影は残されています。
まだ見たことが無い方は行かれる
チャンスがあれば
一度探してみては如何でしょう?
福岡ヤフードームの15ゲート(厳密に言うと通路?)は
藤井ゲートと言われています。
2000年10月にわずか32歳の若さで病死された、
藤井将雄投手の背番号から名づけられています。
ここには彼が病床から書いた手紙の
モニュメントがあります。
何度訪れても胸がつまります。
さぞや無念だったことでしょうね。
変わった所ではヘンゲルゲートをご存知でしょうか?
一部のディープなファンには有名なのですが、
かつてロッテが本拠地にしていた、川崎球場の
外野入口に当時ダメ外人の呼び声が高かった
ヘンゲル選手にちなんでマジックで
ヘンゲルゲートと何者かに落書きされた物です。
さっさと消せば良い物をいつまでも
そのままにしておくので
いつからかかなり有名になってしまい、
どこのチームのファンでも
ヘンゲルゲートで通じるようになってしまいました。
まあこれはこれで川崎っぽくて
笑えるという部分ではかなり興味深いゲートでした。
懐かしいついでに今は無き、日生球場の
外野入口もかなり個性的でした。
大阪の都市部にあったため非常に窮屈なつくりで
ホームランが乱発したことは有名ですが、
実はこの球場、外野の入口が一箇所しかありません。
センター一箇所ってのは良くあるのですが
ここの場合レフト側だけ一箇所でした。
つまりバファローズファンは、
ぞろぞろとビジターチームの応援席を
通り抜けていかないとお目当ての
ライトスタンドへ行けないわけです。
もっとも当時のパ・リーグでは
それほど観衆が多かったわけでも無いので
さほど大きな問題ではなかったのですが・・・。
ディズニーランドって、サービスだけでは無く
施設でも細かーい所まで
こだわりを持ってつくられているので
何回行っても新しい発見や感動があって
リピートが多いですよね。
マリーンズが何時だか、
ライバルはディズニーランドなんて
言っていましたけれど、球場の細部まで
こだわりが詰まっていると
もっとリピートが増えるかもしれませんね。
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- 事務局に通報しました。
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