幸せってなんだっけ？

高級マンションに住み、外車に乗り、好きな趣味に打ち込める幸せ。

借家に住みお金は無いけれど、家族みんなが助け合って笑顔が絶えない幸せ。

どんなモノが幸せなのかという尺度は人それぞれ違うし、どんなに

努力をしても全ての人が望んだ幸せを手に入れることができるわけではない。

会社も同じ。同じくらい利益出している会社でも、できるだけ少ない従業員で

利益をわけあおうとする企業風土もあれば、多くの株主に利益を分配しよう

という企業風土もあるわけです。最近は前者のような会社は、ハゲタカファンドに

狙われるので、あえて非上場にする会社も出てきてますがね。

だからカネが大切な尺度というのなら、自分の信じる道をとことん進めばよいのです。

だけど、自分と違う尺度を排斥してしまうのはちと乱暴ですな。

事実広島の新井選手のように、カネだけではない尺度で

ＦＡ移籍をしないといっている選手もいるわけですから。

選手だっていろいろな幸せの尺度を持っているのですよ。

それと選手をＦＡで失うことは必ずしも失敗ではないのです。

自前で育った選手が巣立っていく姿をみることが幸せってこともあるのです。

まあそりゃ思い入れもあるので、エゲツ無いやり方には

グチのひとつやふたつ出ることもあるでしょうがね。

今の日本プロ野球球団に足らないのはプロの経営者。

今のままじゃいくら60億円もらったって、ザルに水いれているようなもの。

収入と支出のバランスのなかでいかに高い効果を出せるのか？

メジャーではもう結果が見え始めていますよね。

外国人監督ブームの次には、外国人球団経営者ブームでもくりゃ

期待がもてそうですな。