捕って素早く投げるためには…短所を長所に変える、楽天内村選手

昨日の報道ステーションで、解説者栗山英樹さんが特集されている『規格外』



 これにある選手が特集されていました



 その名は…



 東北楽天ゴールデンイーグルスの『内村賢介』選手です



 内村選手は12球団の選手中、最も背が低い選手で、



 163cmという身長なんです



 栗山さんが聞かれていました



『身長が低くて困ったことはありませんでしたか?』



 すると内村選手はこう答えていました



『高校の監督に、背が低いから選手は辞めて指導者にならないか(進路について)と言われたことはあります


 今では身長が低いことを長所だと思ってやっています』



 内村選手のセールスポイントは守備なんです



 守備の何が素晴らしいというと、守備範囲の広さなんです



 しかもただ守備範囲、捕る範囲が広いというわけではないのです



 彼は、捕ってから投げるのが非常に早いのです



 彼はその早さをこう言います



『背が小さい分、体を小さくして投げられる


 それが素早い動きができている要因です』



 内村選手の言う通りなんです



 物理学的に正しいことを内村選手は言っています



 捕って早く投げるためには、グローブ、投げる腕をたたむ必要があるのです



 たたむとは、腕の重心を体に近づけることなんです
(腕が伸びれば伸びるほど重心は離れていきます)



 これをたためばたたむほど、回転する速さは速くなるので、捕ってから投げるまでの早さが早くなるのです



 原理的に言うと、体が小さい方が、大きい選手よりも回転にかかるモーメントアームが短くなるので速く回転できるのです



 フィギアスケートの選手が回転するときに、腕を胸の前に近づけますよね



 そしてクルクル~~~~とかなり速い回転で回りますよね



 これを内村選手は長所として守備に生かしているんです



 他の人からみて短所だと思われることを長所にする



 皆さんも他人から何か短所的なところを言われることがあるかもしれません…



 しかしそれは、それを長所に変えられる『チャンス』なんです!!!



 目の前にある壁は、全て自分を成長させるための『チャンス』です



 私の短所は…



 よ~~~し長所に変えるぞ!!!

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