すごい試合でした

１勝１敗でむかえた今日のクライマックスシリーズ
第一ステージ第３戦はめったに見られない
好ゲームだったように思います。

先発は阪神は予想通り岩田でしたが、
中日はなんと吉見。

今年の中日は予想外の先発が多いですが、
クライマックスでも驚かされました。

ただ、この起用が大成功。
吉見も岩田も素晴らしいピッチングでした。

昨日自分は若い投手陣に今日の先発は
荷が重いと書きましたが、
予想を裏切り互いに無失点で８回を
完封しました。見事です！

互いに打線も緊張感があったため
本来の打撃ができなかったということも
あったかもしれませんが、

両投手とも今季最高ではないかと
思ってしまうほどの出来でした。

そして勝負は最終回、
０−０での最終回という展開は正直言って
阪神のペースだと自分は思っていました。
というよりも今年の阪神は今日のような
展開で勝利をおさめて一時は独走してきました。

だからこそ９回に藤川が出てきたときは
サヨナラ負けの危機さえ感じました。

ただその一方で、昨日からの彼を見てみると、
ストレートの球速はあったものの、疲労のせいか
好調時のようなキレがあるようには見えなかったので
もしかしたら点は入るかもしれないとは
（ほんのわずかですが）思ってもいました。

とはいうもののまさかウッズのホームランで
点が入るとは思っていませんでした。

よくてもウッズのシングルヒット、
もしくはウッズが歩いて和田の
タイムリーというイメージを描いていました。

ウッズが打ったのは矢野が要求したコースより
やや内側に入っていました。
矢野の選択したコースはいわゆる
原点の外角低め。
決して間違っていなかったと思います。

ただその一球が甘く入っただけ。
あれがあと数十センチ外に行っていたら
藤川の勝利で次のステージは
阪神のものになっていたかもしれません。

一球の怖さと昔から言いますが、
そのとおりになりました。

最終的に中日が勝ちましたが
紙一重の勝利だったと思います。

とりあえず中日は次に進みます。
相手は巨人です。
今回の第二ステージに関しては
相手に１勝のアドバンテージがあるだけに
巨人が有利ではありますが、
なんとか勝利し、
日本シリーズに向かってほしいと思います！