ドイチュ日記⑫

オクトーバフェスト(その2)

ついに終わってしまった今年のオクトーバフェスト…。強烈な印象を僕の記憶に残してくれました。機会があったらまた行きたいです。

さて、そんなオクトーバフェストですが、ただただビアを飲むだけではありません。なんと！移動式の遊園地も設置されるのです！日本ではあまり移動式の遊園地って聞き慣れないと思います。日本にはあちこちというわけではないですが、遊園地自体があるので、そんなに需要がないからでしょうか。安全性の問題もありそうですね。でも、ミュンヘンには遊園地がないので、みんなここぞとばかりに遊びにきます。中には酔っ払ったおっちゃんも乗ります。もちろんその後でリバースはしてますが。

乗り物の種類も豊富です。5回回転するローラーコースターや、観覧車、上下に動く絶叫マシーン(僕はあまりそういうの好きではないので、名前がわかりません…。)などなど、アトラクション数は豊富です。射的や風船割り、ボール投げもあります。特に驚いたのは、乗馬もできるというところです。もちろん本格的なものではなく、ポニーに子供が乗ってメリーゴーラウンドくらいの広さを何周かするというものなんですけどね。

観覧車は日本とは違うことが多過ぎて戸惑いました。まず、ひとつのゴンドラに8人から10人乗り込みます。日本ではひとグループで区切りますよね。そして、乗降は止まってくれます。なぜ止まるのか。その理由は回転速度が半端なく速いからです。日本の速度が歩くくらいだとすると、こちらでは走るくらいでないと追いつけません。さらには何周も回ります。3回か4回くらいです。最後は気持ち悪くなりましたけどね。

ローラーコースターは1周です。ある程度1周が長いものは1周なのですが、そうでないものはアバウトです。人が並んでいると3周だったり、人が並んでいないと10周だったり。操縦者にもう一回っていうジェスチャーをするともう一回回してくれたりもするそうです。苦手な人にはいい迷惑ですけど、好きな人にとっては嬉しいですよね。

前回の日記で人の多さについて触れましたが、本当に半端なく人が詰まっています。メインストリートは普通の速度で歩くことが出来ないくらいなのですが、そんなに人がいる中でも、待ち時間が20分ないくらいでした。よく、日本人は並ぶのが好きで、他の国の人は並ばないと言いますが、そういうことなんでしょうか。もちろん遊園地メインで来ていない人も多くいると思うので、そういうかねあいもあるんでしょけど、回転率の速さにも驚きました。

乗り物の料金は、4ユーロから7ユーロでしょうか。絶叫系は高いですね。春にも移動式遊園地が来たそうなのですが、そのときは半額くらいで乗れたそうです。オクトーバフェスト価格です。こわいですね。

そういえばチップについて新情報が入りました。どうやらドイチュ人からみた僕ら外国人はチップ払いすぎだそうです。基本は日本と同じようにサービス料込みの価格表示なんだそうです。お釣りが細かくなる場合に、細かい分をもらわないくらいでいいそうです。ドイチュは特殊だって現地の人が言ってました。難しいですね。

次回はいよいよソフトボール体験記！