週刊少年マガジン24号の感想

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「エリアの騎士」
前回で、駆がゴールを決めて「ゴール3対1−!!」というアナウンスと共に駆やマコ、公太たちが「おっしゃあぁー!」と喜びを分かち合っています。荒木も苦しそうな顔をしながらも「・・・・へ。どーよ?」。セブンも「やったぁー!」と嬉しそうな顔で喜んでいます。その反面、中島や島谷が「くそっ」と悔しがっています。

「どうっスか。鷹匠さん。やっぱり来ていただいてよかったと」と祐介が鷹匠に言うと、鷹匠が祐介の頭にチョップを食らわしながら「今くれぇのチャンス、キメて当たり前だ!」と言います。どうやら、祐介の顔がムカついたようで(笑) 鷹匠が続けて「でねーと、草葉の陰で、傑のヤツが泣くってモンだ」とかかっと笑います。しんな鷹匠を無言で見つめる祐介と国松と西島。西島・・・「草葉の陰」の意味も分からないなんてそれでも高校生か?(笑)

鷹匠が「傑のヤツは期待してやがったからな。マネージャーやってる弟のことやたらよ」と言って、回想モードに入ります。

「鷹匠さん、惜しかったスね。選手権」と洗面所で顔を洗っている鷹匠に傑が話し掛けます。「・・・・ったくオメーがいりゃ、あんなトコに負けやしなかったんだぞ。コラ。早く高等部にあがってこいや。王様!(トビ級ってのはねーのか? サッカー部には)」と鷹匠が言います。以前に鷹匠と傑が同い年だと書いたことがありますが、大河の間違いでした。傑より鷹匠が年上だったんですね。傑が「あはは」と苦笑いすると、鷹匠が「・・・・・・・・来年は全国大会だな」と言い、傑が「はい。でもって、再来年には全国一ですよ」と答え、そして「騎士が目を覚ませばですが」。鷹匠が親指で自分を指差しながら「騎士ならいるだろーが。ここに!」と言いますが、傑が「鷹匠さんは、騎士ってカンジじゃないっスよ。半分、王様入ってるし。なんつーか核爆弾? 爆発したり手がつけられない。でも危ういところもあったりして・・・・」と反論します。怒った鷹匠が「このナマイキな中坊が!」と傑に体当たりをかますと、尻もちをついた傑が「いえ、敵に回すと騎士よりよっぽど怖いってことですよ」と鷹匠をおだてるように言います。それを聞いた鷹匠が「・・・・ち、うまいコト言いやがって」と心の中で思い、そして「じゃあ、オマエの待ってる騎士ってのは、どんなシロモノなんだよ」と真剣な表情で問います。傑が「そうっスね・・・・・・俺にも想像もつかないような世界をいつかは見せてくれそうなストライカー・・・・かな?」と言うと、鷹匠は暫く沈黙した後、その人が駆のことだと悟り「ちっ、このブラコンが」と言って向こうの方を振り向きます。傑がガーンとショックを受けたような顔で「な・・なんスか。それ!」と抗議するように言うと、鷹匠も「ブラコンにブラコンと言って何が悪い! ああん? 言ってみろ!」。傑が「ちょっ・・・・何キレてんスかー!」と慌てるように言います。


鷹匠が再び、現実に戻り、そして、駆を見ながら「それほどのモンか。オマエ・・・・。見せてみろや?」と期待を掛けるように心の中で呟きます。祐介も真剣な目で試合の成り行きを見守っています。
「こんなとこで負けられるかあ」と中島が必死にグラウンドを駆け回りますが、織田にボールを奪われ、そして公太にロングパス。その公太が「荒木さん!」と荒木にパスします。「く・・・・くそぉ」と荒木が苦悶の表情で駆にボールを渡します。駆の前に敵のメンバーが立ちはだかろうとしますが、駆は心で「ボールを見るな。意識して・・」と自分に言い聞かせますが、「もらった!」とボールを取られてしまいます。駆が反射的に「うわ! 危ねッ」と声を出し、そして「くっ、ダメだ。意識しすぎて、フェイントがぎこちなくなってる!」と悔しがります。祐介も「やっぱり、まだ「あの癖」は修正中か」と駆の動きを冷静に分析します。流石、祐介。彼も駆の欠点に気が付いていたのですね。
「やっぱり、今はまず、ボールを見ようとしても見えない、あのフェイントを会得するしかない」と駆が必死な顔になったところに、島谷が駆の前に現れます。島谷が「こいつ1年坊が! ドリプル突破だとっ。調子に乗ってんじゃねぇ」と煽るように言いますが、駆は「今だ!」とフェイントをかけようとします。が、あっさりと取られてしまいます。島谷も「・・・・?」と駆がどのような行動を取ろうとしたか解せない模様。駆が「くっ、ダメか!」と言い、荒木も「!」、そして「駆のヤツ、また・・・・」と駆の意図に気が付いたようです。セブンも「惜しい」と言いますが、隣の岩城監督は「・・・・?」。

「おい、祐介、見たか。今の」と鷹匠が言うと、祐介も「ええ、駆がなにか仕掛けたように見えましたけど」と答えます。そして、鷹匠はとても真剣な表情に。それを見て、祐介が「鷹匠さん?」と不思議そうに見ます。
グラウンドでは、まだ駆と島谷のボールの奪い合いが続いています。島谷が「しつけー」と文句を言うと、そこに織田が割り込んでボールを奪い取ってしまいます。そして、織田が「上がるぞ! 残りのロスタイムでもう1点もぎとるんだ!」と駆に檄を飛ばすように言います。駆も「は・・はい!!」と答え、他の的場、荒木、高瀬らも「あと1点」「この先の戦いのために」と真剣な顔になります。的場が大活躍。「1点くらいオレにも取らせろー!」「俺にもよこせぇーっ!!」とマコや荒木が大声で言います。もうクライマックスですね。そして・・・最後に、高瀬がお得意のヘッドでゴールを決めてしまいます。「決まったぁー!」「ゴーール!!」のアナウンスが入り、高瀬と的場が「どうだ、決めたぞ。薫!!」「ナイスヘッド。高瀬っ!」と互いに掌を打ち合わせます。そんな2人を見て、駆も微笑します。中島や島谷が悔しそうな顔に。


ホイッスルが鳴り「試合終了−! 4対1 江ノ島高校!」のアナウンス。セブンが「やった! 新生江ノ高サッカー部公式戦、初勝利ですね!」と嬉しそうに言うと、岩城監督も「ええ」と同じく喜びます。西島は「けっ」って悪態をついていますが・・・(笑) 国松や祐介は嬉しそうな顔をしています。
「えーそれでは、総体予選神奈川予選 江ノ島高校対慶早大付属湘南高校の試合は、江ノ島高校の勝ちとします」とアナウンスがあり、全員整列し「ありがとうございましたーっ」「したーっ」と挨拶。荒木はまだ苦しいのか、駆とマコに抱え上がられています。中島が悔し涙を流し、島谷がその中島の肩に手を乗せています。
「おい、もういいぜ。みっともねーから」と荒木が言うと、駆が「あ・・はい」と言い、荒木を手放します。が、荒木はまたよろけそうになって、今度は織田が抱えて「ったく、だらしないぞ。王様」と言います。荒木は「るへー」と言いますが。織田が気にしない様子で「しかし、ようやくわかってきた気がするよ。これが、岩城監督の「厳しさ」ってわけか」と口元に微笑を浮かべながら言います。そんな織田に「わかってもらえましたか。織田くん」と岩城監督がドリンクを持ちながら言います。織田が「! か・・監督!」と驚きます。岩城監督が荒木に「でも、最後までやれたじゃないですか」と称えるように言います。荒木が驚いた表情を見せると、岩城監督が「初めて見ましたよ。荒木君。キミが最後の1秒までベストを尽くしたのを」と言います。荒木が「・・・・・・」とプイとそっぽを向きますが、やがて嬉しそうに「へっ・・なに言ってんスか。俺の「ベスト」はあんなモンじゃねースよ!」と強がるように言います。それを聞いて、岩城監督も織田も微笑します。祐介も無言で感動するような顔を見せ、鷹匠は公太と肩を組んで喜んでいる駆の顔を見て「・・・・・・おもしれえ」と言い、立ち上がり「勝ちあがってこいや。江ノ島高校」と称賛するように言います。
その江ノ島高校のメンバーたち、特にマコが「よーし、監督を脱がせー」とふざけていますが、その顔は勝利の喜びに満ちていました。おめでとう!


ところで、今号から瀬上あきらの新連載が始まりましたね。「KAGETORA」の頃からのファンなので嬉しいです。漫画のタイトルは「キス☆クラ」。フィギュアスケート&ラブコメディで、主人公の凛・レティシア・七瀬・ランスロットという女子と高原志葵という男子キャラの活躍が楽しみです。しかし、志葵って「ゴッドハンド輝」の四宮に似ていますね(笑)

<今日の夕食>
肉豆腐・田楽・松前漬け・マヨネーズ焼き
エネルギー578kcal(ご飯含む)、蛋白14.8g

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