
米国野球日誌2011(3):元メジャーリーガー!
-
-
主将佐々木
2011年07月25日 07:21 visibility79
今日の試合は大事なようで、監督から絶対来てくれといわれていた。どうやら相手には元3Aの投手がいるらしく、鼻息が荒くなっているようだ。いつもより、早くフィールドに着くと、もうみんな来てる。相当大事らしい。うちのブルペンでは助っ人を呼んだようで、もうすでに投げてる。みんなで野次馬のようにそいつを見てる。遠くから見てみると、ほかの連中とは一味違う。まあ、ブルペンだけは良い奴が世の中たくさんいる。それにしてもいいなあ。まあ、今日は投手戦かな。
初回の守り、うちの助っ人を見て思わず、笑みが。まっすぐはそこそこだけど、あのスクリューは誰も打てない。こいつすげー。久々の衝撃。初回、3者連続三振に切って取る。今日の私は2番。徹底して球数投げさせて後半勝負。初回の攻撃、せっかく、四球を選んで出塁したのに3番が初球打ちゲッツー。まあ、四球のあとの初球を狙ったのだろう。相手も元3A。まあ、しょうがない。守りは完璧。4回まで完全試合ペース。でも、このすげー投手ひじが痛いらしく途中降板。その後は、先制を許すも7回においつき8回裏に1点を許す。結局、2ー3敗戦。今日の私は、全打席フルカウントまでもっていって、四球2個と犠打2個、盗塁1個。華々しくないけど、こういう貢献の仕方は嫌いじゃない。
試合後、そのすげー投手が来て、お前がRyoか?いいプレーヤーだね、みんなから聞いてるよ、とわざわざ挨拶に来てくれた。いいヤツだ。あなたもいい投手だね、何処でやってたの?と聞くと、アストロ-??と言ってる。ん?どっかの会社なの?ときくと、ノー。もう一度よく聞いてみると、アストロズと言っている。えっ、あなたメジャーリーガーだったの?どうやら、本物のメジャーリーガー。何故うちに?どうやら肘をこわし、その8年後に、うちのチームにやってきたようだ。1、2年チームには来てなかったようで、チームは低迷。私も、去年入ったばかりで全然知らなかった。すげーわけだ。試合後は、写真とられまくってた。元3Aは無視。。。君がいるなら来年復帰しようかな、とお世辞を言われ、是非、あなたと一緒に野球がしたい、と私。素晴らしい出会いであった。
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件