千葉戦について

なんて書けばいいんだろ？と



昨日の試合をテレビで観た後からずっと考えてたけど、なんか昨日はうまく書ける感じがしなかったので今日の更新になってしまいました



試合前日のブログにも書いたけど、やっぱり今の千葉は予想通り強かった



しかも６点とったその前の試合よりも内容が良くなっていた感じがした



今のチーム状態、個々の能力など０‐４という結果になってしまった要素は色々あると思うけど千葉がよかった点はなんだろう？とずっと考えながら試合を観ていた



そこで一つ感じたのは、千葉の選手はよく走っている(動いている)という事



ただ



それは単純に走る量が多いという事ではなく、走る質が高いという事



簡単にいえば



いつ、どこで、誰が、どのようにして走るのか？という事



千葉の前線の選手達は本当によく“動きなおし”をしていたと思う



１回動いてボールが来なくてもそこで止まってしまうのではなく、またもう一度動きなおしてボールを受けようとしているシーンがすごく多かった



そして誰かが動いたらそのスペース、ポジションにまた別の選手が走り込んでくるといったポジションチェンジが中盤から前で頻繁に行われていた



その千葉の選手の流動的な動きのせいでロアッソの選手は千葉の選手を全然捕まえる事ができず



特に前半は全てにおいて１歩も２歩もボールへの寄せが遅れているシーンが目につき、それにより試合の主導権を握られていると感じました




よくサッカーでは“考えて走る”って言葉があるけど、まさに昨日の千葉の選手は動きに連動性があってそれをピッチで体現していたと思う



人とボールだけの関係だけではなくてまわりの選手を活かすような、時に“無駄走り”になってしまうような動きをとにかくサボる事なくやっている印象だった


だから人とボールだけではなく、そこに俗にいう“３人目の選手”が絡んでくるから２点目のゴールのようなシーンがでてくるんだと思った



たぶん守ってた選手は相手の方が人数が多いんじゃないかって感じるくらいずっと人とボールを追っていて、特に前半の疲労感はいつも以上のものがあったんじゃないかと思います



決してロアッソの選手は頑張っていないわけじゃないし、走ってないわけでもない



だけどその走る質と、そこをシンプルに小気味よく使っていく判断に千葉との大きな差があったように感じました



もちろんロアッソにもこういう事ができる選手はいるけれど、まだまだ練習をやっていてもできない選手の方が多いのが現状だと思う




「熊本は前の３人とボランチの間がすごく空いていたので、そこでボールをうけるのを意識していた」



そう千葉の選手が試合後にコメントしていましたが、こういうゲームの中で常にどうしたらいいか？を考え判断してプレーするというところにも



ロアッソの選手と千葉の選手に違いがあったのかもしれません




頑張る、必死にやるという事はもちろん１番大事な事なんだけど



もっともっと一人一人が色んな意味でクレバーに、状況状況を考えてプレーできるようになっていかないといけないと改めて昨日の試合を観て思いました



一つ一つのプレーの中でも考えながらプレーし、常にいくつかの選択肢を持っていなければならないと思うし、いい意味での“余裕”や“遊び”がプレーの中にないといけないと思います




毎試合必ずといっていいほど決定的なチャンスがあるのに、結果９試合で１点しかとれてないというのは



プレッシャーを感じてそういったいい意味での余裕がないのが、なかなかゴールがとれない原因なのかなとも思いました



そして強引に振り抜く強いシュートだけがシュートじゃないという事



もちろんそういうシュートも必要だけど点が入ってないからなのか、みんな１００％で振ってゴールマウスを大きく外したり



コースを狙うようなシュートがないから、キーパーの正面ばかりにボールがいっているシーンが何試合も続いているように感じます



これだけゴールが入ってないんだから大事なのはいい意味で開き直る事、そしていい意味での余裕や遊びを持つ事だと思う



松本戦で不甲斐ない試合をした後から、必死さや頑張りを感じないようなゲームは一つもないと思う



だからこそ逆にそういった少しの余裕さえあれば必ず点は生まれるはず



そう昨日の試合を観て感じました





試合も出ていないのに偉そうな事を言ってホント申し訳ありません



ただこれが昨日試合を観て感じた率直な自分の意見です



もちろんここで愚痴の様に終わらせてしまうのではなく、週明けから他の選手達ともそういった部分について意見を言って話しあっていきたいと思っています



こんな苦しいチーム状況なのに、ピッチに立ってチームのために貢献できないのは情けないし本当に申し訳ないと思っています



だけど個人としてもチームとしても必ずこの苦しみを乗り越えられると信じています



とにかく１日でも早く試合のピッチに立てるように努力します



では


☆south yuta☆