台風接近の強風と季節はずれの暑さの中

県営富山球場において富山商業VS高岡第一の富山県秋季大会準々決勝を見てきました。

富山では古豪と呼ばれる富山商業と県内私立No.1と呼ばれる高岡第一の試合で直前の噂では事実上の決勝戦ではないかと言われ白熱した好ゲームを期待してました。

9月なのに36度という暑さの中、わざわざ行ったのに改めて富山県のレベルの低さを目撃してしまいました。

結果はアホらしくて正確に覚えていませんが100−0みたいな勢いの5回コールドでした。

今大会No.1左腕と目された高岡第一高校のK投手は初回こそ上々の立ち上がりでしたが2回と4回に数え切れないほどの四死球を出し自滅しました。驚いたのはそんな投手の継投のタイミングでした。

観戦してるファンが「何で代えないの?」という雰囲気の中、チャランポランに投げるK投手と今では懐かしい言葉「エースと心中」しようと監督が思ったのかなかなか交代させません。

試合が壊れてからようやく交代しましたが一死満塁です。

は?交代させるならもっと早くさせるべきだし、選手を育てるために晒し者にしてたのなら最後まで投げさせるべきだし、なんで試合が壊れる展開を待って交代させたのでしょう?

 

ま、こんな事は富山県では良くあることなので異次元での出来事と思ってます。

 

対する富山商業ですが相手が勝手にコケたので印象に残るヒットも無いし投手も球速は遅いしコントロールもいまいちだしで戦力分析するまでもない凡チームでした。

 

巷の噂に惑わされて酷い凡戦を見てしまいました。

 

でもこんな凡チームたちでも地元では噂先行で盛り上がってます。県民の期待は解るのですがホンモノの野球を見る機会が少ない地域ですので仕方が無いのかもしれません。

 

夏の甲子園にこんな県にも一枠あるというのが大阪や神奈川、愛知などの人口が多い府県に申し訳ないです。こんなのを悪平等と言うのでしょう。

甲子園出場枠を人口比率で配分すれば富山なんて総人口の120分の1ですから現在の49代表には入れません。もしくは全国大会を120校でおこない他球場での予選で49高に絞ってから甲子園を使わせるというのが良いのでは無いでしょうか?

 

これが本当の「夢の甲子園」です。

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