マナゾフは何処だ!?


いきなりのどしゃ降りに試合が一時中断している甲子園球場。
暇を持て余しているレーツェル監督は、一塁側で兄貴や元気とあれこれ雑談していた。

「こんなに雨降るなんて最悪〜。今日天気いいって言ってたから洗濯して来たのに〜」
「洗濯って…何洗って来たんや」
「何洗ったのって?そりゃ…私と知憲さんの服とか…遠征行くと洗濯物増えるからさ…帰って来た時にまとめてやらないと」
「今のレーツェルは選手兼任監督というより普通の主婦やな」
「もういいじゃない〜こういう時しか主婦出来ないんだもん」

レーツェル監督が雑談している間に、雷のゴロゴロ、という音が容赦なく鳴り響く。元気は兄貴に抱きつく。

「あーんカミナリこわいよ〜アニキ〜」
「おおゲンゴロウ、お前解説席に行ってなかったんか」
「だって今日福本のおじちゃんいなかったもん…」
「あんたまた解説席行ってたのね!全く…解説者の人達の邪魔になるから行っちゃダメだって言ってるのに〜」
「だって〜解説席行ったらね…福本のおじちゃんお菓子くれるんだもん」
「そういう問題じゃなくてねぇ…」


一方、海愛は若手選手数人とスライド式の雨よけに溜まった水を下に落としていた。
「えい、えい」
「あ、海愛ちゃ〜ん、ベンチに屋根の水飛ばしたらあかんよ」
「なるべく飛ばさんようにします」


亜茶子は鳥ちゃんと雑談中だ。
「亜茶子ちゃん、マナゾフちゃんってどこに行ったか知らない?」
「あぁ、マナね。あの子なら鳴尾浜チャモよ。姉ちゃんに叱られるのを恐れて逃げたか、濱ちゃんに会いに行ったかのどっちかチャモよ」


しばらく雑談をしている間に、雨も小降りになったようだ。レーツェル監督はびしょ濡れのグラウンドを見てつぶやく。
「それにしても…グラウンド水浸しじゃない…水溜まりに外野席の人が写ってるわ。……こんなんで再開出来るの?」
「それが出来るんやで、レーツェル」

兄貴がそう言った時、グラウンドキーパーの人達が次々に出てきて、ホームベースとマウンドに掛けていたシートを取り始める。
その後、何か白いシートをあちこちに置く。
「あれ?ベースが『かげぶんしん』してるわ」
「そんなわけないでしょ…。あれは多分吸水シートやと思いますよ?」
「あ、ホントだ。何だか大きくなったし」

水を吸って極限まで大きくなったシートは次から次へと撤去されていった。
「あ、あの白いの取っちゃってる。今から土入れるんだね〜。これで土なくなっちゃうね、明日買いに行かないといけないね」

整備が終わる頃には太陽が顔を出していた。
「さあて、みんな行くわよ!」
「おう!」


…何やろこの終わり方(ぇ
今日の妄想は「雨の雑談」。きっと雨を降らせたのはウチのマナゾフでしょう。だって鳴尾浜に逃げたんだもん(ぇ
ちなみに元気ちゃんは勝手に解説席にもぐりこむのが大好きです。勿論本気にしたらダメよん。
昨日は変な天気でしたよね…。
姫路は昨日の2時くらいから天気が悪くなってたし。
ちなみに昨日は本を古本屋に売ったついでにヤー●ダ電機でポット買いました。帰った後に降ってきたんだよなぁ。


今日はこないだ載せられなかったプロ野球シールガムのシールを載せておきます。


昨日のプロチ
RP-04 成瀬善久
TP-16 シーツ先生(ダブり)
044 北川博敏(ダブり)
092 東出輝裕(ダブり)
TR-04 小林雅英(ダブり)
RP-03 本多雄一

…早くダーリン欲しい!(笑



































































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