痛すぎるアッチソン投手の退団宣言


今季、藤川球児投手とともに終盤を任され、シーズン最多記録の75試合登板を果たし、防御率1・70をマークした 阪神のスコット・アッチソン投手。

虎のセットアッパーといえばウィリアムス投手であったが、ウィリアムスの故障・不調から、その存在価値が、今季は大きく高まった。

そして当然、来季の戦力構想にも入っていたが…。

アッチソン投手は、家族と米国に戻り、今季限りで阪神を退団。

来季は日本球界でプレーする意思がないことを宣言した。

今後は米国球界復帰を目指すことを自ら明言したそうだ。

2008年に阪神入団。

当初は先発として起用されたが、結果が残せず、シーズン中に本職である中継ぎに再転向。

必勝リレーの一角を担う力を見せてくれた。

昨年、私も広島でアッチソンにサインを求めたところ、快く応じてくれた。

ファンを大切にしてくれる気持ちの良いナイスガイな助っ人だった。

やはり、優しい男であるのだろう 退団の第一の理由は、『家族』。

しかし、阪神にとってアッチソンの退団は大きな痛手になりそうだ。

手術を受けたウィリアムスも来季は望めず、契約すら白紙だ・・・

捕手の強化などを図っているタイガースだが、JFKが完全に分解され、それを補うアッチソンも失う事となる。

先発強化だけでなく、終盤を任せられる投手陣の再構築が必要となりそうだ。

あまりにも痛い・・・

アッチソンは、

「最後に、この2年間、温かい声援を送ってくださったファンの皆さんには本当に感謝しています。阪神のファンは世界一です。もちろん、チームメートのみんな、監督・コーチやフロントの方々もすばらしかった。今後の球団の発展を心から祈っています。(スコット・アッチソン)」

との優しいコメントを残したそうだ。

ありがとうアッチソン。

出来たらまた、虎の一員として帰ってきて欲しい。










































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