
FA行使に揺れ動く藤本敦士選手
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そらまめ
2009年11月06日 13:21 visibility61
虎のモンキーこと阪神の藤本敦士選手。
FA権を取得し、その行使について悩み、揺れ動いているらしいという。
球団としては、2010ペナントレースを戦う上で戦力として考え、残留に向けて交渉を進める意向だという。
藤本敦士、鳴尾浜から這い上がり、2003年はショートストップで、鳥谷が加入すると今度はセカンドで2005年とそれぞれ優勝に貢献した。
時折見せるポカを除けば、まだまだ戦力としては貴重かつ重要な存在だとは思う。
しかし、関本の成長、新井・平野の加入、若手の台頭と、昨今は出番が減った。
2009年シーズンは、選手登録の都合等でファームで調整するような事も増えてきた。
そういった意味では、レギュラーを奪われ、出場の機会を奪われた藤本の阪神での役割は、もう果たしつつあるのかなという感じは否めない気がする。
阪神ファン、藤本ファンとしてももっともっと試合に出て、活躍し、我々を歓喜の渦に巻き込んでほしい。
そういう思いも私には強くある。
来年のタイガースは、世代交代の動きも強くなるだろう。
ファームの次世代、坂、大和、上本、野原将、高浜ら若虎へのチャンスを与える機会も増えるだろう。
また若虎たちの成長への過程をつくる上で、1軍の枠を空ける意味でも、このオフの間にレギュラーを取り戻す頑張りや、オープン戦等で唸らせる結果を出し続けない限り、ますます藤本の1軍での出番が減少してしまう気がする
しかし藤本が、他の球団で阪神以上の出場機会をつくれるなら、出場機会を与えてくれる球団があるなら、FAを行使することも止むを得ないのかな。
そんな気がする。
FA権は、選手自らが勝ち取った大切な自分の権利。
それをどのように使おうが、使わずにいようが選手の自由である。
しかし、その行使の方法・行使の結果によって、自らの選手生命を長くできるのか、短くしてしまうのか、その将来の結果は判らない。
見るからにはFAを行使し大成功を収めた選手はそう多く無い気もするが・・・
慎重にじっくり悩み、自らの野球生命をかける意味で、藤本には悔いの残らないFA権の使い方をしてほしいものだ。
ただ、個人的には、引退した田中秀太スカウトみたいに、晩年は1軍にも呼ばれずファーム暮らしじゃ可哀想すぎるんだよな。
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