前川がロイヤルズに入らなかった裏事情

ロイヤルズとマイナー契約する思われていた元オリックスの前川克彦投手。
ロイヤルズとの話を自ら蹴り、ナショナルズとマイナー契約を結んだその訳には裏があった。
例の事件後、野球継続の夢を諦めたことがあったという。
しかし、その挫けそうな心を再び、前向きに軌道修正できたのが、ＮＯＭＯベースボールクラブだった。
前川投手は、昨秋のドミニカ共和国のウインターリーグで活躍する前、ＮＯＭＯベースボールクラブの練習生として自主トレを積んだ。
その練習で、野球への思いの強さを改めて感じ、夢へのきっかけを与えてもらったという。
そして、快く練習をさせてくれた、ＮＯＭＯベースボールクラブのオーナーである野茂投手に強く感謝の念を抱いていたと言う。
しかし、今年、その野茂投手もロイヤルズとマイナー契約。
1つ２つと数少ない登録枠を、野茂投手と争いたくない。
そんな思いから、ロイヤルズからのオファーを蹴ったという。
少し、感動できるところはある。
しかし、自らの道を選ぶきっかけを与えてくれるたことに感謝をするなら、チームはどうあれ、まず自分が必ずメジャーに昇格することにあるんじゃないのか・・・。
そんな気の弱さ、人の良さは返ってあだにならないのだろうか・・・・
恩に報いるための理由で先輩を立てた、今後の前川の前途、ナショナルズでも、誰か恩人のために身を引く何てこともあるかもしれないな・・・。
彼の動向にさらに注目してみたい。