阪神のHMに新たな動き

暴力団も関与していたという05年の中虎連合会事件に絡み、阪神タイガースの選手応援のヒッティングマーチに紆余曲折があった。
良いか悪いかは別として現在の日本プロ野球の応援スタイルに、ヒッティングマーチがアイテムとなっているのは欠かせない事実。
ファンが一丸となって、ヒッティングマーチを歌い、選手を鼓舞する。
それは、阪神にとっても他球団と同じである。
阪神のヒッティングマーチは、先の中虎連合会の一部・元幹部らによる、著作権法違反事件後に、05年シーズンから全曲が一新された。
そして、現在の阪神選手のヒッティングマーチは評判は芳しくないが、「ヒッティングマーチ管理委員会」が応援団から独立する格好で、管理している。
しかし、今後はその著作権を、応援団側から球団が譲り受ける方向で、交渉が進められているそうだ。
仮に、球団下でヒッティングマーチが管理されれば、現在は行われていないCD発売、着信メロディー配信などの夢も広がる。
さらに、著名な作曲家、作詞家などに依頼して、馴染みやすいヒッティングマーチも新たに作れるのではないのだろうか。
また、諸団体との交渉もうまくいけば、過去のマーチ復活もあるかもしれない。
阪神球団は「まだ正式な手続きに入ったわけではないが(著作権が)争いの原因などにならないよう、球団が預かって管理するという流れです」と説明している。
今後も「ヒッティングマーチは虎ファンの財産」-を大前提に、クリーンな運用管理を行うということだ。
なんとなく、期待感があるニュースだ。
ちなみに、もうまもなく、新井をはじめ2008年のヒッティングマーチが「ヒッティングマーチ管理委員会」より発表される予定だ。

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