今こそ輝け!葛城育郎

林と入れ替えに高橋光信選手が昇格し結果を残したことは記憶に新しい。
しかし、もう1人、今シーズン好調をキープしている男がいる。
葛城育郎選手だ。
立命館大学から1999年の逆指名のドラフト2位でオリックスに入団。
外野手として、新人時代には、レギュラーとして130試合に出場。
14本塁打を放った。
イチローの後釜として、中心選手としての活躍が期待されていた。
オリックスでの4年間は、330試合に出場している。
2003年オフ、広澤の後釜の1塁手候補として、トレードで阪神タイガースに移籍。
移籍初年の2004年は77試合に出場したものの、その後は打撃不振から低迷期に陥り、 2005年は1試合、2006年はとうとう1軍からお呼びがかからなかった。
とうとう立命館大学のスターが野球生命の危機に直面していた。
そして2007年キャンプ。
打撃を磨き上げ必死のアピール、1軍登録への足がかりを掴んだ。
そして今、控えの1塁手、外野手としてチームをサポート。
ようやく輝きを取り戻してきている。
昨日も、数少ないスタメンのチャンスを生かし、攻守に活躍をみせた。
葛城のような地道に地味なプレーの中で、チャンスを生かすような選手が出て来るとチームは強い。
レギュラー林が怪我で不在になっても、しっかり穴を埋めている。
2回、5回とヒットを放ちチャンスメイク。
守りでも魅せた。5回のピンチに、三塁ゴロを処理したシーツのショートバウンドを好捕。
守備では林以上の活躍だ。
代役から、今度はレギュラーを狙う勢いだ。頑張れ、葛城。
早くも残り30試合を切った阪神。
こういった控えの選手たちにもどんどん働いてもらいたい。

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